講談社+α文庫
ポップ吉村の伝説〈下〉―たった一人でホンダに勝った技術者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062566407
  • NDC分類 537.98
  • Cコード C0195

内容説明

1978年鈴鹿8耐。絶対的に有利といわれたホンダRCBはヨシムラに惨敗した。当時のホンダ二輪開発総責任者入交昭一郎氏はいう。「本当に惨めだった。『このままでは恥だ!徹底的にやれ!』と社内に号令をかけ、絶対にヨシムラに勝つ、いつか見てろよ、このクソおやじ!と誓いましたね。そうしないと吉村さんに申し訳ない」迎え撃つ王者ポップ吉村は、メカニックの数も、資金も十分ではないなか、どう闘うのか。

目次

6 一九七八年鈴鹿の夏―一九七八年
7 加藤昇平、竜洋に死す―一九七八~一九八二年
8 辻本聡のデイトナ―一九八二~一九八六年
9 霞むヘッドライト―一九八六~一九八七年
10 未来へ―一九八八~一九九五年
11 ビワの実の絵

著者等紹介

富樫ヨーコ[トガシヨーコ]
1954年、東京都に生まれる。翻訳家、フリーライター。ロードレース、南米走破経験を生かし、1983年ケニー・ロバーツvs.フレディ・スペンサーの死闘の取材より文筆活動に入る。HRC(ホンダ・レーシング)コーディネーターも務めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マサトク

0
チューニングというものを世に産み落としたのが、ヨシムラのおやじさんだったんだな、というのがよくわかる好著。すでに名声を確立してから存在を知った者には、過程にある苦闘の歴史は眩しくもみえる。2015/10/04

washa46

0
ヨシムラと言えば8耐、8耐と言えばヨシムラ… こうして読んでみると鈴鹿8耐はヨシムラの歴史と言ってもいいのかな… 自らを律し人を育て、現代にも通ずる技術開発など、一時代を築き上げてきた『ヨシムラ』のモータースポーツへの貢献は非常に大きく、また偉大である… 決して諦めない…それがヨシムラの精神であり脈々と受け継がれている…2020/08/07

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