内容説明
世界でもっとも速く強かった撃墜王坂井。200回以上の空戦を闘い、64機を撃墜して世界のエースとなった。その坂井が、戦争を通して見たものは何だったのか!?敵味方を超えた人間愛、戦友たちとの厚い友情、明日は死ぬかもしれない命の尊さ、そして失った命…。ガダルカナルで奇跡の生還を果たしてから58年後の2000年9月、坂井は坂井らしい最後を遂げ、戦友たちのもとへ旅立った。戦争を知らない現代の人たちに、坂井が伝えたかったことは何だったのか。
目次
第1章 必ず生きて帰る!
第2章 命を無駄にするな!
第3章 悪天候に勝つ!
第4章 真実の告白
第5章 栄光のラバウル航空隊
第6章 食べ物の恨みは忘れない!
第7章 本田が死んだ!?
第8章 決死の生還クライマックス
第9章 坂井らしい死にざま
著者等紹介
坂井三郎[サカイサブロウ]
1916年、佐賀県に生まれる。1937年、霞ケ浦海軍航空隊操縦練習生となり首席で卒業、戦闘機操縦者となる。初陣の1938年以来、九六艦戦、零戦を駆って太平洋戦争の最後まで大空で活躍。200回以上の空戦で敵機大小64機を撃墜したエース(撃墜王)。2000年9月逝去
宮代忠童[ミヤシロチュウドウ]
1965年、東京都伊豆大島に生まれる。漫画家を目ざし上京。1995年、アシスタントを経て雑誌「ミスターマガジン」(講談社)でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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