講談社+α文庫
大銀行の自業自得

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062565226
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C0133

内容説明

低迷を続ける日本経済、なかでも大銀行の惨状は目を覆うばかりだ。倒産した銀行、外資に買い叩かれた銀行、なりふりかまわず合併に走る銀行など数え上げればキリがない。しかし、これは犯罪的ともいえる過去の行状を考えれば、当然ともいえる報いなのだ。大銀行に騙された経験をもつ税理士が、その酷い手口の実例の数々を暴き、金融界の裏面を描いた必読の書。

目次

第1章 地獄の水先案内人・銀行の犯罪(自宅を売却し、開き直る;リゾートマンションに投資し、一億一〇〇〇万円の借金 ほか)
第2章 借金地獄からの脱出劇(「家族の結束」で立ち直る;赤紙を一枚も貼らせなかった妻 ほか)
第3章 あなたを狙うあくどい手口(急増するカード破産者;事件屋や整理屋の狡猾な手口 ほか)
第4章 銀行とは、こう闘え(再建計画が銀行の態度を懐柔;書類のコピーで銀行の不整発覚 ほか)
第5章 「不幸」を生む異常なシステム(倒産会社の負債の半分は銀行が吸いあげる;思い上がりもはなはだしい銀行マン ほか)

著者等紹介

岡部徹[オカベトオル]
1953年、東京都に生まれる。1983年、税理士事務所を開業。1987年、相続問題を研究する会を設立し、税務と経営コンサルタントとして活躍。この間、三井銀行(現三井住友銀行)の顧問税理士をつとめた。1993年秋、バブル期の借金返済で苦しむ人の救済をめざし、弁護士、銀行OBらと「銀行と仲良くする会」を結成。また、欧米金融機関の顧問税理士として日米欧企業の税務問題にも携わっている
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