内容説明
新日本の急速な世代交代、全日本の分裂、またバーリ・トゥード系の闘いの浸透と、プロレス界は激動の時代を迎えているが、ファンがいちばん知りたいことは、いつの時代も不変である。数多の一流レスラーを育てた鬼軍曹が、身体を張って闘う者だけが知る“真実”を通して、本物のプロレスラーの強さ、プロレスの凄さ、怖さについて、タブーを包み隠さずすべてぶちまける!!プロレスを愛すればこその激言の書。
目次
第1章 プロレスと異種格闘技の系譜―ルールを超えた「強さ」とは何か
第2章 新日本プロレス二五年の裏格闘史―あのときは言えなかった事件の真相
第3章 観客に見せる技術と見えない技術―プロレスの奥の奥の底にあるもの
第4章 レスラーだけが肌で知る本物の「強さ」―時代を超えた歴史の統一戦
第5章 ストロングスタイルの未来―プロレスはどこへ行くのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバメマン★こち亀読破中
29
最強の格闘技とは?最も強いのは誰だ?ルールはどうする?…うーん、これは男のロマンですね!何を隠そう僕はずっと前田日明が好きだったんですよ!その前田が車の音が聞こえただけで震えたという、鬼軍曹・山本小鉄ももういないのか~。またプロレスが見たくなってくる1冊です!2017/03/25
MIKETOM
7
この世界に何十年も生きてきた男が、愛情を持ってプロレス世界のあれこれを綴った本、ってことでいいかな。俺の世代にとってはただただ懐かしい名前が出てくるのが嬉しい。アンドレ、ブロディ、ブッチャー、シンなんてねえ。猪木、馬場はもちろん、長州、藤波、前田、タイガーマスクとか。あの頃のファイトが目に浮かぶな。ちなみに、一番強いのはカール・ゴッチだけど、見せるという要素も含めると猪木が一番ってスタンス。まあ、新日側だからね。それにしても、モハメド・アリってのは金に汚いわやり口は卑劣だわでどうしようもないヤツだな。2020/02/17
万次郎
2
純粋に、読んでて面白い。語られないプロレスのタブーの部分は最後まで誤魔化しているように思うが、様々なエピソードとか楽しむには十分。 読みやすいし、プロレスファンが娯楽本として読むのにお薦め。2012/05/05
アーキー
1
★★★☆☆ 652016/03/18
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- 和書
- レントと政治経済学