内容説明
常勝チーム・西武ライオンズを率いた稀代の知将が、その人生哲学をあますところなく語り尽くす!ペナントレースも、人生も、6割勝てば「成功」は間違いなし。逆境のとき、連敗したときに、いかにして負けを取り戻すかで人生に「勝利」できるかどうかが決まる。不遇の時代を乗り越え、栄光と挫折を経て培った“最後に勝つ”ための秘策を教示。
目次
第1章 「勝てる男」はさらなる変化を恐れない
第2章 勝ちを「読む」のは“技術”である
第3章 仕事で自分を表現してこそ「プロ」である
第4章 スタジアムで学んだ「人生の技術」
第5章 ターニングポイントでどう生きるか
第6章 「二勝一敗」こそ私の考える成功哲学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
18
先に読んだ「監督の条件 決断の法則」は主に西武監督時代の話であるのに対し、この本では現役時代から西武監督に就任するまでの時期を振り返っての人生訓。同世代の名捕手野村克也がテスト生で壁要員の不遇から這い上がった話は有名であるが、森監督も当初はそこまで期待されていた存在ではなかった話で這い上がる為にキャッチングという一点を徹底的に磨き、ライバルにポジションを奪われない為に怪我の痛みも平然と振る舞ったという苦労振りは初めて知る。2020/12/05
green herb
0
西武ライオンズの黄金時代を築いた森祇晶の成功論。参考になる部分がとても多かった。工夫と苦労が栄光の糧となるということを再認識させられる。2014/03/14
rubbersoul
0
「つまり、思い悩んだからこそ、答えが見つかったということなのだ。発想を転換するためには、まず思い悩まなくてはならない。負けなければいけない。さんざん悩んだから、新しいものの見方、勝つためのコツをつかむことができたと思うのだ」2022/09/27