内容説明
「このままではダメになる」「捨て身でやるしかない」―奇跡への第一歩はここから始まった!転落の一途をたどっていたどん底時代、改革をおぜん立てした村井勉。中興の祖・樋口広太郎。シェアトップを実現した瀬戸雄三。彼らはいかに戦略を立て、決断を下していったのか。綿密な取材に基づいて企業変身の内幕を克明に描く。
目次
序章 アサヒがキリンを超えた!
第1章 「名門復活」への第一歩
第2章 「経営の大転換」はここから始まる
第3章 「改革派」は「現状維持派」をどう納得させたか
第4章 「味とラベル」の一新に踏み切る
第5章 社員の「やる気」に火がついた!
第6章 「新しい味」をどうやって伝えていくか
第7章 樋口流経営術“必要なカネは惜しまない”
第8章 『スーパードライ』以後、アサヒはどう変わったか
終章 「攻めの経営」から「バランス経営」へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
24
カバーのオブジェは確かに印象的。個人的にはCI、スーパードライ、スーパーイースト、推移も覚えているので、印象深い。キリンラガーにあらずばビールにあらずから、スーパードライ一人勝ち、ドライ戦争、トライアル・ユースの時代を経て移り変わりに感心する。しかし、この本の奇跡に違和感を覚える。シェアを落としたと言え、大々的なキャンペーンを行える資金は十分に残っていたし、どう考えてもそんなに底では無いですよね。ただ、村井、樋口コンビの口は一つ耳は四つ、最近どこの上層部でも無い姿勢だ。現場と経営の乖離が会社の危機2021/07/15
そうまさと
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彼らが来るまで何をやっていたのか。短期間で復活できたからこそ、それまでの経営者たちの無能さを感じる。。2015/11/05
たむ
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個人ではないけど、経営者、で使ってもいいかな。2011/07/14
梅林ザンギ
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★★★☆☆