内容説明
山口組四代目竹中正久、一和会の兇弾に斃れる!「一言でいうたら、男だった、ということで死にたいわ…」極道社会の頂点を極めた襲名からわずか202日。刺客に銃殺された竹中正久の壮絶な生きざまを、関係者の証言と綿密な取材で描く。溝口敦の山口組ドキュメント第2弾。
目次
序章 一陣の風のように
第1章 没落旧家に生まれて
第2章 無法街の「独立愚連隊」
第3章 田岡の盃で竹中組の旅立ち
第4章 忠誠は田岡に、殺意は地道に
第5章 筋を重んじるいけいけの若頭補佐
第6章 大阪戦争と津山・姫路事件
第7章 田岡、山健の死で山口組若頭に
第8章 山口組四代目の栄光と恥じらい
終章 油断
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかしー
30
Kindle unlimited。山口組四代目竹中正久のドキュメント。2023/04/27
ランフランコ
3
イカついルックスと悲惨な暗殺のイメージしかなかったが、いや超武闘派ではあるのだが、頭もなかなかにキレるし、ヤクザ社会の中では訳のわからん矛盾とかは無い人で筋の通った人物だったようだ。そういう人でないと山口組の組長にはなれんわね。絵に描いたようなヤクザといった感じ。2024/04/30
Carlos
3
4代目は実はなりたくなかったと。2019/05/12
より
1
★★★★2018/04/19
choosong
0
山口組四代目の一生。 最終的には残念な結果になったが、最後まで自分の意地を通したことには賞賛を送りたい。 やはり、とんな世界でもトップに立つ人間の人生は面白い。2016/08/27