首の鎖

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062210737
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

人生のすべてを祖母と母の介護に捧げてきた女。妻の執拗なDVに悩む男。2人が出会った時、ノンストップ・サスペンスの幕が開く!人生のすべてを祖母と母の介護に捧げてきた勝村瞳子は、四十歳目前にして未来が見えない。妻の束縛ルールと執拗なDVに悩む丹羽顕は、母に認知症の疑いがあることを知り、愕然となる。心療内科で出会った2人は次第に心を通わせていく。だが・・・・・・。「――妻を、殺してしまいました」「・・・・・・すぐに行くから、待っていてください」 自首しようとする顕を止めて、遺体を隠そうと言い出す瞳子。果たして殺人の隠蔽は成功するのか? 交錯する思惑と嘘。エスカレートする母と娘の愛憎。予想外の結末が待ち受けるノンストップ・サスペンス!

宮西 真冬[ミヤニシ マフユ]
著・文・その他

内容説明

人生のすべてを祖母と母の介護に捧げてきた勝村瞳子は、四十歳目前にして未来が見えない。妻の束縛ルールと執拗なDVに悩む丹羽顕は、母に認知症の疑いがあることを知り、愕然となる。心療内科で出会った二人は次第に心を通わせていく。だが…。「―妻を、殺してしまいました」「…すぐに行くから、待っていてください」自首しようとする顕を止めて、遺体を隠そうと言い出す瞳子。はたして殺人の隠蔽は成功するのか?交錯する思惑と嘘。エスカレートする母と娘の愛憎。予想外の結末が待ち受けるノンストップ・サスペンス!

著者等紹介

宮西真冬[ミヤニシマフユ]
1984年山口県生まれ。2017年に第52回メフィスト賞受賞作『誰かが見ている』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

195
幼い頃、この世は生活は母と共にあった思いはないだろうか。庇護者で母の言動が全てだった頃があっただろうー呪いの様に瞳子を繋ぎとめるまさしくそれは鎖だった。信じる人が頼れる人が無い者同士の悲劇としか言えない。隠すことはウソの始まりなのだ。家族だからこそ言葉は大事なのだと、つくづく思わされる。誰かが犠牲になって廻って行く家族など壊れてしまえ!瞳子の姿はちょっと何かが違えば、どこかで我慢している貴女の姿だったかもしれない・・2018/06/07

🐾Yoko Omoto🐾

149
※辛口※デビュー作が良かったので期待していたのだが、残念ながら登場人物全てに不快感しか持てず、最後には一体何の話?という感想だけが残った。介護、家業の手伝いという狭い世界に20年以上も縛られてきた瞳子。妻からの過剰な束縛とDVに耐え続ける顕。双方の我慢する理由が全く理解できず、ただ衝突を回避したいだけの現実逃避や優柔不断には苛立ちのみが勝つ。他人の為に無軌道な強さを発揮出来るなら、もっと早く自分の為にその強さを使えと言いたい。一見不幸な境遇ながら同情も出来ずの展開に、酷い家族の姿がただ悪目立ちという印象。2018/07/18

utinopoti27

148
母の介護と実家の飲食店に縛られ、挙句の果ては学生時代の恩師と不毛な関係を結ばされている勝村瞳子。嫉妬深い妻の束縛と暴力にひたすら耐え続ける丹羽顕。そんな二人が出会った瞬間から、後戻りできない悲劇の歯車が回り始める。「妻を殺してしまいました」悲痛な丹羽の告白に、瞳子は驚きの行動に出るのですが・・。献身的に尽くせば尽くすほど、絆という名の鎖に絡めとられる二人に苛立ちが抑えられません。全てを犠牲にしたあげく、やっと瞳子が手にした自由は、あまりにも刹那的で哀しい。救いのなさが持ち味の宮西流サスペンスでした。2019/02/04

machi☺︎︎゛

147
祖母の介護が終わったら次は母の介護が待っていた。40歳目前にして未来の見えない瞳子は淡々とした毎日の中で、妻からのDVに悩む顕と出会う。だけど2人には越えられない壁があった。家族から愛されたい、必要とされたいと強く願う瞳子が絆だと思い長い間信じてきたものはただの鎖だった。それは首に巻きつき徐々に瞳子を締め付けていた。一生懸命生きてきた瞳子への仕打ちが可哀想で何とか幸せになって欲しいと願った。2021/06/19

モルク

122
家族が営むとんかつ屋の手伝いをしながら祖母の介護をし、祖母亡きあとに同じ病で倒れた母の介護を一人で行う瞳子と、妻の束縛DVに苦しみ認知症の母をもつ顕。そしてふたりは出会い、愛し合うようになるが、取り返しのつかない事件が…。ひどい母親、ひどい父親、娘の幸せを考えず、自分の都合のいいように娘を使う。でも、瞳子も自分で自分の首に鎖をつけてしまっている気がする。顕は決して頼るべき男ではなかった。なんかモヤモヤする。そして介護していたときの辛さが甦る。あの介護用ブザーの音が、忘れたいのに今も聞こえる。2018/10/06

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