出版社内容情報
グランパスを1年でJ1に復帰させ、フロンターレ初優勝の礎となった「面白くて強い」サッカーを作った常識を壊す「伝え方」とは名古屋グランパスはなぜ1年で見違えるようなクラブに蘇ったのか。
川崎フロンターレの初優勝の土台はどのように築かれたのか。
ベテランがさらに上手くなり、若手がどんどんカラを破っていく……個人が伸びることでチームは強くなる。
風間監督独特の指導法の秘密は、「伝え方」を考え抜くことにあった。
自分で考えさせるにはどうするか。
「頭の中」を変えるには、何をどう伝えるか。
選手がついてくるために、どんなコツがあるのか。
組織はどうすれば一枚岩になるのか。
人を育て、人を動かし、チームを強くする風間流コミュニケーション術を初公開。
これはスポーツはもちろん、ビジネス、教育などどんな組織でも通じます。
もちろん、グランパス昇格までの1年間、フロンターレの5年間の意外な話も満載です。
人のせい、物のせいにさせない。
人は絶対怒らない、仕事を怒る。
フロンターレは「伝えない」ことから始まった。
グランパスは「伝える」ことから始めた。
成功体験にしばられないためにどう伝えるか。
自分に向き合う選手。逃げる選手。
楽しければ努力が苦にならない。足が止まらない。
心技体ではなく頭技体。
昇格プレーオフで変えたこと。
なぜ「守ること」から始めないのか。
「いくら点を取られても、1点多く取ればいい」の真意。
日本人らしいサッカーとはどういうものか。
本当のデュエル、バイタルエリア、ハードワーク。
風間 八宏[カザマ ヤヒロ]
著・文・その他
内容説明
名古屋グランパス昇格!川崎フロンターレ優勝!頭の中の常識を壊し、個性をもうひと伸びさせる伝え方でチームは変わった。知将が秘話を初公開。
目次
序章 二つの大原則
1章 伝えるか、伝えないか
2章 「伝えない」から伝わる
3章 自分と向き合うということ
4章 「やらされる」から「やる」へ
5章 指導者の原点
6章 伝えるために言葉を砕く
7章 個人が強いとチームが強い
8章 前へ進む道を用意する
著者等紹介
風間八宏[カザマヤヒロ]
名古屋グランパス監督。2017年シーズン、チームを1年でJ1復帰に導く。1961年静岡県清水市生まれ。清水市立商業高校3年時にワールドユース日本代表、筑波大学時代に日本代表、その後ドイツで5年間のプロ生活を送る。Jリーグ開幕直前にマツダ(のちのサンフレッチェ広島)に移籍し、主将としてステージ優勝。再びドイツでプレーし、現役引退後は、TVを中心に従来のサッカーの常識を覆す解説で人気を博す。1997~2004年桐蔭横浜大学サッカー部監督、08~12年筑波大学蹴球部監督、12~16年川崎フロンターレ監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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