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出版社内容情報
すらりとした中世的な美人画を描いた人気浮世絵師・鈴木春信の作品を、テーマに分けて紹介。この一冊で春信の魅力がわかる!すらりとした中世的な美人画を描いた人気浮世絵師・鈴木春信の作品を、テーマに分けて紹介。この一冊で春信の魅力がわかる!
浅野 秀剛[アサノ シュウゴウ]
著・文・その他
内容説明
きれい、かわいい、へんてこ!春信の浮世絵116点。
目次
1章 おかしな状況
2章 恋する風景
3章 かわいい子ども
4章 四季の江戸
5章 美人図鑑
著者等紹介
浅野秀剛[アサノシュウゴウ]
1950年秋田県生まれ。立命館大学理工学部卒業。千葉市美術館学芸課長を経て、現在、大和文華館館長。2013年よりあべのハルカス美術館館長兼任。国際浮世絵学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takakomama
7
人物相関図によると平賀源内と交流があったそうです。すらっとした女性が描かれた美人風俗画が多いです。古典・伝説を同時代の男女に変えた、やつし絵・見立絵や和歌は解説が無いとわかりません。解説があっても絵暦のナンバーが見つけられない・・・2025/05/13
とっここん
6
面白かった。彼の絵は高級紙大広奉書に書かれていたということらしいが、なんとも良い色合いでたまらなく好き。まとまりがあってシンプルに見えながらも、要所要所の手抜き感は一切ない。素敵だな〜。私は特に彼の描く若い男女がお気に入り。でも一番好きな「寄菊 夜菊を折り取る男女」が載ってなかったのは残念。2018/08/18
らっそ
5
平賀源内とお友達で司馬江漢の師匠と言うことは、風雲児たちにも出ているのかな?あっちも読み直そう。備忘録:神田白壁町はむかし勤務先の事務所があった近く2018/01/01
mick
1
浮世絵は教養人が楽しんだもの、なんてことは知っていても、なかなか元となる故事や見立てがわからない。その解説がわかりやすい。テーマに別れている点も嬉しい。ただ見ているだけでももちろん楽しいのだが。2018/08/13
ひっぽ
1
浮世絵が気になりだしたきっかけが春信の《清水の舞台から飛ぶ美人》でした。載ってる!と開いたら、おかしな状況に分類されていて、確かに♪と笑っちゃいました。かわいい子どもがことごとく真顔で喜んでいるのもおかしくて、すいすい読みながら勉強になりました。2018/02/16