風神雷神―風の章

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風神雷神―風の章

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062207157
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

扇屋の絵師から法橋にまで登り詰めた鬼才、俵屋宗達。生没年不詳の男の一生を描出する、波瀾万丈の歴史エンタインメント。評判の扇屋「俵屋」の後継ぎとして大旦那の養子となった伊年は、秀吉が開催した醍醐の花見で見た屏風絵や、出雲阿国の舞台、また南蛮貿易で輸入された数々の品から意匠を貪る。彼が絵付けをする「俵屋」の扇は日に日に評判を増していた。伊年が平家納経の修繕を頼まれ描いた表紙絵は、書の天才、本阿弥光悦の興味を惹く出来となる。伊年は嵯峨野で出版・印刷事業を始めた幼馴染みの角倉与一より、光悦が版下文字を書く日本語書物の下絵を描かないかと持ちかけられる。その料紙を手配するのは、これまた幼馴染みの紙屋宗二。かくして本朝の美と叡智の粋を結集した「嵯峨本」が完成した。次に、伊年が下絵を描き、光悦が書をしたためた「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」が完成。京の知識人はもちろん、伊年自身もその出来に驚嘆し、涙を流す。その後光悦に鷹峯へ共に移住しないか問われた伊年は、嘗て観た阿国の舞台や来し方を脳裏に浮かべ、誘いを断り、俵屋を継ぐ決意をした。

京都国立博物館120周年記念 特別展覧会「国宝」クーポン付き!

カバー:国宝「風神雷神図屏風」(所蔵):建仁寺(俵屋宗達)
表紙:重要文化財「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」(所蔵):京都国立博物館(本阿弥光悦/俵屋宗達)
口絵:国宝「平家納経 願文見返し『鹿図』」(所蔵):嚴島神社(俵屋宗達)
以上三点をカラー掲載した豪華造本!

柳 広司[ヤナギ コウジ]
著・文・その他

内容説明

扇屋「俵屋」の養子となった伊年は、醍醐の花見や、出雲阿国の舞台、また南蛮貿易で輸入された数々の品から意匠を貪っていた。俵屋の扇は日に日に評判を上げ、伊年は「平家納経」の修理を任される。万能の文化人・本阿弥光悦が版下文字を書く「嵯峨本」「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」下絵での天才との共同作業を経て、伊年の筆はますます冴える。

著者等紹介

柳広司[ヤナギコウジ]
1967年生まれ。2001年『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で朝日新人文学賞受賞。2009年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

295
柳広司は、新作中心に読んでいる作家です。俵屋宗達の物語は、初読です。風の章(上巻)は、疾風の如く吹き抜けました。空前絶後、1300人超女だらけの『醍醐の花見』を観てみたかったなぁ。続いて雷の章(下巻)へ。トータルの感想は全巻読了後に。2017/09/20

ナイスネイチャ

203
図書館本。表題の絵師俵屋宗達の物語。時代は豊臣秀吉の晩年ぐらいから江戸時代に入る手前ぐらい。本阿弥光悦や出雲阿国など知ってる有名人とこういう繋がりがあったと勉強になりました。扇屋の若旦那だとは、若冲とかぶりますね。稼業をどうするのか?下巻でどう展開していくのか楽しみです!!2017/12/03

155
実在した人を描いているけど、伝記ではなく、エンタメになってる。時代考証も作者の考えをきちんと反映させていて面白い2019/01/08

KAZOO

137
私は後編の雷の章を先に読んでしまったのですが、あまり関係はなく楽しめます。というのはストーリーの筋もあるのですがこの俵屋宗達の生きた時代、すなわち太閤秀吉がカネにあかせた感じの文化を広めたその時代の様々な様子が楽しめました。柳さんは親切で様々な知らないであろうと思われることや時代背景なども詳しく書かれています。2018/04/28

のぶ

135
まだ前半の「風の章」を読む限りだが、時代小説にしては読みやすく、分かりやすい本だった。物語は、秀吉の催した醍醐の花見から始まる。俵屋宗達の話だが、この章ではまだ扇屋「俵屋」の養子、伊年登場する。画家としての宗達の姿はまだ描かれておらず、本阿弥光悦の活躍や、出雲阿国の人気、角倉了以の息子、与一との交流等、当時の文化や風俗が中心に描かれている。読み手としては、いつ画家、宗達が出てくるのか見守ったが、この章ではお預けとなった。「雷の章」でどんな宗達が見られるのか。早速に入ります。2017/10/14

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