ホサナ

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  • サイズ A5判/ページ数 692p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062205801
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

私たちを、救ってください。栄光と救済。呪詛と祈り。迷える民にもたらされた、現代の超約聖書ともいえる大長編小説!執筆5年。人間の根源を問う傑作大長編小説。
『告白』『宿屋めぐり』に続く、町田康の新たな代表作、ここに誕生!

ホサナ。私たちを救ってください。

愛犬家の集うバーベキューパーティーが、全ての始まりだった。
私と私の犬は、いつしか不条理な世界に巻き込まれていく…。

栄光と救済。呪詛と祈り。私ともうひとりの私。
迷える民にもたらされた、現代の超約聖書ともいえる大長編小説!

一回目のバーベキュー
現報
二回目のバーベキュー
三平の死
栄光への転回点
謀議
犬芝居
地下駐車場にて
奉納の踊り
狂った白目の男
奇天烈な天地
意外なお客と意外な反応
噴出する光
男の真意
男の本地・渚の女
愛する人を殺害する
普遍的価値と快感との直列
死の方へ
再会
私たちを救ってください


町田 康[マチダ コウ]
著・文・その他

内容説明

愛犬家が集うバーベキューパーティーが、全ての始まりだった。私と私の犬は、いつしか不条理な世界に巻き込まれていく。栄光と救済。呪詛と祈り。迷える民にもたらされた現代の超約聖書。私たちを救ってください。人間の根源を問う傑作大長編小説。

著者等紹介

町田康[マチダコウ]
1962年大阪府生まれ。1997年『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

155
町田康は、マイブームの作家です。700P弱なので、多少スカスカなのかと思いきや、文字も文章も詰まっていて密度の濃い内容です。著者が現時点で好きな事、興味を持っている事、思いの丈を吐き出してカオスにしたような不条理劇です。愛犬家のバーベキューパーティから、このような展開になると誰が想像するでしょうか?バーベキューは神事でバーベ教なのかも知れません。本書は好き嫌いが両極端だと思うので、町田康フリークもしくは奇天烈で長い小説の好きな人以外にはオススメしません(笑)2017/06/27

さっとる◎

47
700ページ分の言葉を費やして何が始まって何が終わったのだろう。犬も私もただよりよくただよりよくって過ごす毎日を、日々言葉で起きていることの表面をコーティングして。色々のごたごたをとっぱらった芯に残るのは多分お救いくださいって、それだけ。ホーゥサナ!前に進むは後ろだったりだけど、でも上は上で下は下。上と下があるのは幸いです。明日なんてどっちかわからないのだし。起きたことの意味?起きたことそのものが、何?無能な抜け作とアグレッシブな馬鹿が、よりよく=より悪くってそんな普通の世界で。脳内をアリクイが闊歩する。2018/11/10

テクパパザンビア

47
面白かったって言えずに白旗を掲げます。55pで観念します。『ホサナ』どうか救って下さい、無理して頑張って読書が嫌になるよりって言い訳を言いながら…残念。2018/02/06

chanvesa

35
とんでもない小説を読んだという読後感。『宿屋めぐり』の「主」は意思表示があるが、『ホサナ』の「日本くるぶし」に明確なそれはない。「私」もどうしようもない人物で美醜への拘泥(誰しもそうかもしれないけど、ここぞでの決定にこの価値基準を重視)が著しい小者なので、お話の進行に伴う絶望や不幸がたたりのように思えてくる。そんな人物、いや私自身においての救い、信用第一に基づくものなのか。ひょっとこを初め、ひどい死に方大半の登場人物が織りなす悪夢の世界を生み出す、町田さんの源泉はたくさん飼ってらっしゃる犬猫たちなのかな。2018/06/24

haruaki

29
町田康節で語られる、善悪が一斉に降り注ぐ混沌としたしまくった気色悪いパラレルワールド。狂っている世界の中で時々透けて見える、社会や人への批判皮肉が面白い。無意識の差別と矛盾が止まらない人間の正義は狂気に見えることもあり。いや、矛盾は誰かにとっての救いなのだろうか。…誰の?普通だと思っている事こそ、本当は恐ろしい事なのかもしれない。「一見、無意味な言葉や情景が連なっているように見えてそのなかには実は重要な意味が隠されている。それを発見するのが生きるということだ」2020/01/29

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