カント 美と倫理とのはざまで

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カント 美と倫理とのはざまで

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062203944
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C0010

出版社内容情報

カントの三批判書の最後の書『判断力批判』を読み解き、カントの批判哲学がたどりついた場所からその世界像を論じる鮮烈な論考。【目次】
まえがき
第1章 美とは目的なき合目的性である――自然は惜しみなく美を与える
第2章 美しいものは倫理の象徴である――美への賛嘆は宗教性をふくんでいる
第3章 哲学の領域とその区分について――自然と自由あるいは道徳法則
第4章 反省的判断力と第三批判の課題――美と自然と目的とをつなぐもの
第5章 崇高とは無限のあらわれである――隠れた神は自然のなかで顕現する
第6章 演繹の問題と経験を超えるもの――趣味判断の演繹と趣味のアンチノミー
第7章 芸術とは「天才」の技術である――芸術と自然をつなぐものはなにか
第8章 音楽とは一箇の「災厄」である――芸術の区分と、第三批判の人間学的側面
第9章 「自然の目的」と「自然目的」――自然の外的合目的性と内的合目的性
第10章 目的論的判断力のアンチノミー――反省的判断力の機能と限界について
第11章 「究極的目的」と倫理的世界像――世界はなぜこのように存在するのか
第12章 美と目的と、倫理とのはざまで――自然神学の断念と反復をめぐって
あとがきにかえて――文献案内をかねつつ

まえがき
第1章 美とは目的なき合目的性である──自然は惜しみなく美を与える──
第2章 美しいものは倫理の象徴である──美への賛嘆は宗教性をふくんでいる──
第3章 哲学の領域とその区分について──自然と自由あるいは道徳法則──
第4章 反省的判断力と第三批判の課題──美と自然と目的とをつなぐもの──
第5章 崇高とは無限のあらわれである──隠れた神は自然のなかで顕現する──
第6章 演繹の問題と経験を超えるもの──趣味判断の演繹と趣味のアンチノミー──
第7章 芸術とは「天才」の技術である──芸術と自然をつなぐものはなにか──
第8章 音楽とは一箇の「災厄」である──芸術の区分と、第三批判の人間学的側面──
第9章 「自然の目的」と「自然目的」──自然の外的合目的性と内的合目的性──
第10章 目的論的判断力のアンチノミー──反省的判断力の機能と限界について──
第11章 「究極的目的」と倫理的世界像──世界はなぜこのように存在するのか──
第12章 美と目的と、倫理とのはざまで──自然神学の断念と反復をめぐって──
あとがきにかえて──文献案内をかねつつ──


熊野 純彦[クマノ スミヒコ]
著・文・その他

内容説明

生の目的とは?世界が存在する意味とは?カントの批判哲学が最後に辿りついた第三の書『判断力批判』から、その世界像を読み解く鮮烈な論考。

目次

美とは目的なき合目的性である―自然は惜しみなく美を与える
美しいものは倫理の象徴である―美への賛嘆は宗教性をふくんでいる
哲学の領域とその区分について―自然と自由あるいは道徳法則
反省的判断力と第三批判の課題―美と自然と目的とをつなぐもの
崇高とは無限のあらわれである―隠れた神は自然のなかで顕現する
演繹の問題と経験を超えるもの―趣味判断の演繹と趣味のアンチノミー
芸術とは「天才」の技術である―芸術と自然をつなぐものはなにか
音楽とは一箇の「災厄」である―芸術の区分と、第三批判の人間学的側面
「自然の目的」と「自然目的」―自然の外的合目的性と内的合目的性
目的論的判断力のアンチノミー―反省的判断力の機能と限界について
「究極的目的」と倫理的世界像―世界はなぜこのように存在するのか
美と目的と、倫理とのはざまで―自然神学の断念と反復をめぐって

著者等紹介

熊野純彦[クマノスミヒコ]
1958年生まれ。東京大学文学部卒業。現在、東京大学文学部教授。専攻は、倫理学、哲学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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