出版社内容情報
東北の農村で、二人の中年が始めた子豚・トン子の『調教』。だが、トン子が言葉をしゃべり始めて、ついには日本中の人気者に!東北地方の農村で養豚業を営む洋一、39歳独身。その幼馴染で、東京で夢破れ故郷に舞い戻ったマナブ、バツイチ。二人は暇しのぎに、子豚のトン子に芸を仕込み始める。だが、そのトン子が、呼びかけられると「トン子!」と返事をするようになったのだ! 「しゃべる子豚」としてテレビ局の取材が相次ぎ、ついには豚骨ラーメンのCMに出演、トン子は日本中の人気者になる。ついに二人はトン子を擁して、上京するのだが……。
城 明[ジョウ アキラ]
著・文・その他
内容説明
養豚を営む洋一はアラフォー独身。東北の農村で十年一日がごときメタボな日々を送っていた。そこに、東京で夢破れバツイチとなった幼馴染みのマナブが戻ってくる。二人は、退屈しのぎとばかりに一匹のメスの子豚に「トン子」と名付け、芸を仕込み始める。だが、その子豚が、呼びかけると「トン子!」と答えるようになったのだ!テレビで紹介され、トン子は日本中の人気者に。ついに二人は、トン子を擁して上京する―。第11回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。
著者等紹介
城明[ジョウアキラ]
1959年宮城県気仙沼市生まれ。仙台第三高等学校卒業後、法政大学文学部へ進学するが中退する。地元企業勤務後、退社。現在は執筆活動に専念中。2016年第11回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞、デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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