「自分らしさ」はいらない―くらしと仕事、成功のレッスン

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062203029
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0076

出版社内容情報

人気エッセイスト最新作! 松浦さんが問う、「自分らしさとはなにか」? こころを働かし、こころをつかい、あなたのこころに届く。人気エッセイスト、前「暮しの手帖」編集長の松浦弥太郎さんの書き下ろし最新作、ついに完成!

最新作のテーマは、くらしと仕事を充実させるためのレッスン。キーワードは「こころで考える」。
そして、こころで考えたら、
「何かを始めたいなら、『自分らしさ』など捨てたほうがいい」
「自分らしさを捨てれば、自分らしさが更新され、自分らしさが広がる」
という声が聞こえてきたのです。

頭で考えることの限界を打ち破る方法に気づいた松浦さんが、読者の皆さんに伝える「こころの働かせ方」「こころのつかい方」そして――「自分らしさの捨て方」。

「暮しの手帖」編集長の役職を自ら辞して、クックパッドのサイト「くらしのきほん」を立ち上げ、そしてまた新たな決断をすることで見えてきた新たな気づきを初めて公開して、皆さんにシェアします! 

2017年、クックパッドを辞し、新たな挑戦をする松浦さんならではの「こころの考え」が、あなたに届きます。

頭で考えることの限界を打ち破る方法――「自分らしさの捨て方」のレッスンをはじめてみましょう。

Chapter1 
ようこそ!「心で考える」へ 
 ?頭で考えることの限界
心には限界がない/心のスイッチはいつ入れる?/新しいことには心で取り組む/自分らしさを捨てると世界が広がる/心で考えるための基本姿勢/最後の意思決定をするのは、心/心は成長しない/心で考えるためのエンジン
Chapter2 
「心を働かす」のは、仕事のきほん 
成功する人は心で働いている/心の働きで世の中が動いていく/「あたりまえ」で「とびきり」なものづくり/人は「心をつかったもの」に時間とお金をつかう/心のアンテナで市場を読む/老人にも子どもにも若者にも女性にもなる方法/品質は心で決まる/フィフティ-フィフティが仕事の基本/心が働けば、一瞬で慣れる/チャレンジの再投資をする
Chapter3 
「心をつかう」のは、くらしのきほん
「ウィンナーのケチャップ炒め」の教え/包丁の柄を洗ってみる/感覚の引き算をする/まごころは味がしない/心で考えて贈り物を選ぶ/あなたらしい、すてきな「はい」を/心で考える人は目立たない/朝、昼、晩と立ち止まる/思いやりを学ぶ
Chapter4 
「心」と「頭」のバランスの取り方
頭と心をペアと見なす/行き詰ったら「はじめて」に挑戦する/積極的に自己否定する/勇気ある臆病者を目指す/好きと嫌いの「あいだ」をつくる/心と頭でしっかり謝る/今日も明日も心と頭と体を動かす/心をつかう「目的」を見つける


松浦 弥太郎[マツウラ ヤタロウ]
著・文・その他

内容説明

「頭を使わず、心で考えてみましょう」。そうすれば、答えは見えてくる―。「自分らしさ」などちっぽけなことだと。「暮しの手帖」前編集長、クックパッドを経て、いま再び、新しい挑戦を始める人気エッセイスト最新作!

目次

1 ようこそ!「心で考える」―頭で考えることの限界(心のつかいかたを学ぶ;心には限界がない ほか)
2 「心を働かす」のは、仕事のきほん(成功する人は心で働いている;心の働きで世の中が動いていく ほか)
3 「心をつかう」のは、くらしのきほん(「ウィンナーのケチャップ炒め」の教え;包丁の柄を洗ってみる ほか)
4 「心」と「頭」のバランスのとり方(頭と心をペアと見なす;行き詰まったら「はじめて」に挑戦する ほか)

著者等紹介

松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
「くらしのきほん」主宰/エッセイスト。2006年から「暮しの手帖」編集長を9年間務め、2015年4月から勤めたクックパッド(株)を経て、2017年より新たな挑戦を始める。中目黒のセレクトブックストア「COW BOOKS」代表でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

assam2005

29
ヨシタケシンスケさんの絵に誘われて、手に取りました。ヨシタケシンスケさんのイラストは表紙だけ。ちょっとガッカリしながら読み始め。仕事はどんな内容であっても、頭だけでするのではなく、心が伴わなければいけない。能力の差はさほど問題ではなく、心がないと一緒に仕事できない。採用面接時に能力よりも人となりを見るというのはこういうこと。自分ありきではなく、相手ありきの心構えがないとうまく噛み合わない。当たり前のことですが、忙しさの中に身を委ねていると、ついつい忘れてしまいがちなこと。改めて実感しました。2017/04/30

kaoriction@本読み&感想リハビリ中

23
こころはこころ。考えるとかではなくて。こころの押し売りも時には人を苦しめる…。最近、松浦本に手を出す機会が多い気がする。自分でも気づかぬうちに 気持ちが、こころ が、下降線なのか?手を出しておいて言うのもだが、いまの私には松浦氏の言葉は押し付けが強くツラい。「こころで考える」がキーワードの本書は、だけど、こころ が 萎えて下降線気味の人間には厳しい。言っているとはわかるけれど。こんなに疲れるこころの使い方をするなら、頭で考えるのもべつに悪くはないんじゃないか、とやはり頭で考えてしまう。まだまだだな、私も。2018/07/30

りえこ

19
転職されたんですね。素晴らしく柔軟で素敵な考え方だなと思いました。こころを使って生きます。2017/11/24

18
柔らかい文体(口調?)と、ヨシタケシンスケさんのカバーイラストによって幾分マイルドな読み心地になっている。でも、内容は超辛口。▼ただ、これは結論よりもそこに至るプロセスが大事なのでは?と思った。他者の経験則を鵜呑みにしたら、ただ都合のいい人間が出来上がる。「自分らしさ」は要らないけれど、「自分らしさを模索する体験」は必要かもしれない▼「お酒を出すから、料理の味が濃い」これも、言い換え力次第の部分はあるかな・・・。2018/10/15

もも

16
頭で考えるのでは無く、心で考えよう。そのためには自分らしさなんていらない。自分をゼロにして、とにかく素直に生きよう。ーなんでも頭で考えて、いかに効率化するか?が日々のテーマになっているだけに、自分らしさがいらないってどういうこと?!と思い読んでみた。なんでもないような当たり前の中に新しい発見があって、それを企画にすることでヒットが生まれる、など、勉強になることが多かった。心で考える、を積極的にやってみよう。2017/06/03

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