出版社内容情報
学習院時代から今上天皇を見続けてきた学友にして、ジャーナリストが綴った「人間・天皇」。生前退位問題に揺れる今、その姿に迫る「ご学友」が見た、悩み多き天皇の青春の日々が甦る。
仲間に「チャブ」と呼ばれ、「世襲の職業はいやなものだね」と自らの将来を嘆く。同級生と猥談に興じながら、「一生、結婚できないのかもしれない」と漏らす。ミッチーブームに際しては誹謗中傷も受けた美智子さまを守り、両親と離ればなれだった幼少期から、家庭を作ることを願う――。
将来の天皇という、あらかじめ定められた運命のなかで、青年・明仁皇太子は何を学び、どう成長していったのか。
「生前退位」問題に揺れる今、人間・天皇の姿に迫る。
第一章 父と子
第二章 学習院初・中等科時代
第三章 学習院高等科――青年・皇太子の悩み
第四章 「立太子礼」を経て
第五章 世紀のご成婚ブーム
第六章 沖縄への想い
第七章 開かれた皇室に向けて
橋本 明[ハシモト アキラ]
著・文・その他
内容説明
「世襲の職業はいやなものだね」天皇になるために生まれてくるのは、かくも過酷なことだったのか。学友が今上天皇の人間性を綴った「幻の第一級史料」を初書籍化!
目次
第1章 父と子
第2章 学習院初・中等科時代
第3章 学習院高等科―青年・皇太子の悩み
第4章 「立太子礼」を経て
第5章 世紀のご成婚ブーム
第6章 沖縄への想い
第7章 開かれた皇室に向けて
著者等紹介
橋本明[ハシモトアキラ]
昭和8(1933)年、横浜市生まれ。ジャーナリスト。昭和15年に学習院初等科に入学、以後、31年に学習院大学政経学部を卒業するまで、今上天皇の「ご学友」として身近に接する。大学卒業後は共同通信社入社。社会部次長、外信部次長、ジュネーブ支局長、ロサンゼルス支局長、国際局次長、役員待遇、顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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