出版社内容情報
ゆったりまったりしているからこそ、ふと人生について深く考えることもある。喫茶店あるある満載な寄り道系コミックエッセイ!!ゆるっと、ふわっと、今日もどこかへお茶しに行こう。
ちょっと気分を変えたいとき、カフェに足を運ぶ方は多いと思います。少し騒がしい店内で、「あそこの女子会では何に盛り上がっているのだろう?」「あのカップル、初々しいなぁ」「あっちの男性はパソコンで何をしているのだろう?」、そんな風に周囲を見渡しながら、実は自分自身もあれこれと思索にふけったりしているのではないでしょうか。
まったりゆったりしているからこそ、ふと人生について考えることもある。
じんわり染みて後を引く面白さ。
益田ミリが描く、カフェあるある満載なコミックエッセイ!
益田 ミリ[マスダ ミリ]
著・文・その他
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
169
読んでてほっこりしました。お気に入りのカフェや、お気に入りのスイーツ、隣の席の人がどんな会話を繰り広げているか、地域によっても店によっても、カフェに入ると色んな楽しみかたがあると思います。女子のスイーツ好きおよびイチゴ好きは本当にすごいものですね。2016/07/03
mariya926
138
あまり日本のデパ地下は行ったことがなかったので、ほとんど一人というのを見てそうなんだーと思いました。こちらのデパ地下は家族かカップルって感じです。カフェでピクニックも面白そうだけど、実際には頼まなそうです。そして3000円のショートケーキは本当に色々な言い訳を考えそうな挙句、ホールケーキを買いそうな私です。編集者さんと色んなカフェに行けるのが羨ましい反面、私は一人で読書をしたいタイプなので疲れないのかな?とも思ってしまいます。ミリさんの他の本を読んで思いましたが彼との結婚後のエッセイも読んでみたいです。2019/09/22
美登利
102
今日、ぶらり旅でビルの中の普段は結婚式場でそこを使ってピクニックスタイルでお茶やランチができる場所が紹介されてました!ドームとまではいかないけれどとても素敵な空間と、ピクニック気分に浸れるみたいです。ミリさんが感じたことが既に実現されていて、これを読んでグッドタイミングだと思いました。カフェはほとんど行かないので、こんな風に人間観察もしたことないけれど、ミリさんの観察眼はどこかいつも温かくて、辛辣じゃないところが好きです。人の粗探しばかりしてると心が錆び付いてくると私は思うのです。2016/10/22
ひめありす@灯れ松明の火
86
掲載紙の関係か、いつものちょっと辛くて毒のあるシリーズとは違う、ほんわかゆるーんなミリさんでした。まっすぐお家には帰りたくない、でも誰かといる事に意識を傾けたくない、そんなときに人はカフェにより「自分だけのために消費される自分の時間」を求めるのではないでしょうか。ちょっとだけ高めの金額を支払って。ピクニックセット!お外へもって行っては駄目ですか?いつかは行きたいホテルのスイーツビュッフェ。今年こそは是非!女子ラブ苺。母娘の娘の気持ちに寄り添う所、そして声高に喋り展開する女子たちの会話の事、あるあるでした。2017/04/17
Ikutan
77
何げないお茶の時間をミリさん視点で描いたコミックエッセイ。さすが、観察力の鋭いミリさん。カフェのあるあるが満載です。ミリさんならではの視点にクスリとしたり、なるほど~と感心したり。どんどん膨らむ空想も楽しいね。ビクニックドームや箱庭ケーキなんていうアイデア、いいねぇ。そして、なんか間に挟まれたヒトコマ漫画がじわりと染みるのよね。疲れた時には、ミリさんのこのユルリとした雰囲気がおすすめですよ(*^^*)2016/08/03
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- 不連続の世界 幻冬舎文庫