出版社内容情報
いとこのメイは、小4のとき、「キャンプ」からやってきた。芥川賞作家の最高にキュートで切ない、ボーイ・ミーツ・ガール。お願い。いっぺんだけ、ぎゅっとして
それは、世界一の初恋だった。
「ドライブイン蒲生」「ゆず子の形見」の芥川賞作家が贈る、
峻烈なラブ・ストーリー
本書は、芥川賞作家である伊藤たかみさんの、「ボーイミーツガール」小説。
主人公のメイは、複雑な境遇に育つが、愛を求めて一直線に生きてゆく。
生きづらい、すべての人たちへ。
メイは、小学校4年生のときに、母親といっしょに“ありがた教”と呼ばれるN神聖教会のキャンプから逃げてきた。かわいいのに風変わりで、歌が抜群にうまいのだ。彼女の「恋人」として、僕たちは屋根裏部屋で長い時間を過ごすようになる。どうしても自分の本当の父親と会ってみたい、というメイ。高校生になった僕らは、ようやく探し当てた父親の家へと向かうが……。
伊藤 たかみ[イトウ タカミ]
著・文・その他
内容説明
メイは、小学校4年のときに、母親といっしょに“ありがた教”と呼ばれるN神聖教会のキャンプから逃げてきた。かわいいのに風変わりで、歌が抜群にうまいのだ。彼女の「恋人」として、僕たちは屋根裏部屋で長い時間を過ごすようになる。どうしても自分の本当の父親と会ってみたい、というメイ。高校生になった僕らは、ようやく探し当てた父親の家へと向かうが…。
著者等紹介
伊藤たかみ[イトウタカミ]
1971年兵庫県生まれ。1995年、早稲田大学在学中に「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で第32回文藝賞を受賞し作家デビュー。2000年『ミカ!』で小学館児童出版文化賞、’06年『ぎぶそん』で坪田譲治文学賞、「八月の路上に捨てる」で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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