出版社内容情報
『哲学探究』は、ウィトゲンシュタインの後期の主著として、哲学史上に燦然と輝く名著です。
すでに、邦訳も出ていますが、古すぎたり、哲学としての解釈に不足があったりして、歴史的な名著の割には、名訳に恵まれませんでした。
このほど、もっとも信頼のおけるテキストである最新第4版の版権を取ることができました。
翻訳は、現在の日本で、もっとも厳密かつ魅力的な研究を続けている鬼界彰夫氏が担当します。
鬼界氏は、『哲学探究』というテキストが、どのような構造になり、何をめざしているのか、日本語で明確にわかるよう、特に版権所有者の許可を得て、見出しや解説等を、十分に入れていきます。
この企画によって、ついに、決定版の『哲学探究』の訳が世に出ることになったのです。
内容説明
考察の全体像がわかる決定版!原著第四版を初めて採用、章立て・見出しを付し、その哲学の構造を明らかにした画期的新訳!言語ゲーム、規則をめぐるパラドックス、他人の痛み、アスペクト…
目次
『哲学探究』
『哲学探究』第二部
著者等紹介
ウィトゲンシュタイン,ルートウィッヒ[ウィトゲンシュタイン,ルートウィッヒ] [Wittgenstein,Ludwig Josef Johann]
1889年、ウィーンに生まれる。1914年、志願兵として第一次世界大戦に参加。1918年、生前に出版された唯一の著書となる『論理哲学論考』を完成。1922年、B.ラッセルの序文を付して刊行。その後、小学校教師を務めたが、1929年、ケンブリッジ大学に復帰。1951年、死去
鬼界彰夫[キカイアキオ]
1954年生まれ。京都大学大学院博士課程研究指導認定退学。Ph.D(ニューヨーク市立大学)。専攻は言語哲学、ウィトゲンシュタイン研究。筑波大学教授を経て、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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