松平家のおかたづけ

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松平家のおかたづけ

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062199216
  • NDC分類 590
  • Cコード C0095

出版社内容情報

本書は、限られた空間やものを活かしながら心豊かに暮らしてきた松平家の暮らしをふりかえり、いまを生きる智恵を伝えます。お屋敷の決まりごとは、とてもシンプルで美しい。
武家の精神から学ぶ、人生の整理術。

本書は、限られた空間やものを活かしながら、
心豊かに暮らしてきた松平家の暮らしをふりかえり
おかたづけの心得と、今を生きる智恵を伝えます。

本書のベースとなるのは
昭和女子大学(旧日本女子高等学院)の校長を務めた
著者の祖母・松平俊子が生前まとめた生き方教本
「松平法式」と屋敷のなかの合理的なルールです。

「質素倹約で本質を見極める」
贅沢を控え、つつましく暮らすことで
物事の本質が見えてくるという松平家の家風から

ものの取捨選択や日々の過ごし方、
人生のしまい方に至るまで
生き方の整理術を学びます。

第一章 空間 
第二章 時間
第三章 もの
第四章 お金
第五章 人づきあい


松平 洋史子[マツダイラ ヨシコ]
著・文・その他

内容説明

「おかたづけ」とは生きる技です。「質素倹約で本質を見極める」を家風とした松平家。贅沢を控え、整理整頓を心がけ、限られた「もの、空間、時間、お金、人づきあい」のなかで暮らしていると、それを上手に活かせるようになり、とてもラクに生きることができます。本書は「松平法式」の厳しい躾で育てられた著者が、松平家に代々伝わる、もの、心、生き方の整理術を一冊にまとめたものです。

目次

第1章 空間(収まらないものは持たない;人の暮らしは、与えられた空間をどう活かすかで決まる ほか)
第2章 時間(時間割をつくり、心を決める;頭のなかの一つの引き出しを開けたら、そのことに集中する ほか)
第3章 もの(過去を振り返らない;取捨選択の基準は理想の自分 ほか)
第4章 お金(いいものを見つける感性を磨く;自分の「ゼロ地点」を知る ほか)
第5章 人づきあい(人間関係は四季と同じ。合わない人は、季節外れと思うこと;人生とは、人に望むものではない ほか)

著者等紹介

松平洋史子[マツダイラヨシコ]
1949年京都生まれ。水戸徳川家の流れを汲む讃岐国高松藩松平家の末裔。幼少のころから松平法式の厳しい躾を受け育つ。国立音楽大学教育学部に入学、卒業を待たず結婚。大日本茶道協会会長、広山流華道教授、茶懐石・宋絃流師範(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バニラ風味

10
藤の花の絵の表紙に惹かれて。空間、時間、もの、お金、人づきあいに関する、松平家での考え方が書かれています。家訓、みたいな感じです。自分の中で「こうあるべき」という太い柱があれば、迷うことなく生きていけるのでしょうね。昭和的な感じもしますが、日々、迷う心がある人には、指針になるかもしれません。2024/05/02

アキちゃん

7
とても勉強になった。心豊かに生きていきたいと思うので参考にしたいことがたくさんあった。片付けはもとより、心に陰をもたらす感情は丹田にため込み、体の深いところで受け止め、息とともに静かに吐き出す。人が健やかに生きるために、不要なものは自然にあふれだすのは自然の摂理。「知足安分」心がけていきたい2018/05/19

まんまる

6
鍋島家血すじの祖母と、井伊、松平家血すじの祖父を持つ著者。幼少のころから祖母に教えられた作法やもの、人付き合いの考え方を『おかたづけ』に絡めて書かれている。『おかづけは人生そのもの。これで終わりはありません。整理整頓を心がければ、清らかな精神があふれだすのです。』読んだだけでも、何だか清らかな気持ちになる本です。気品に充ちて、心に響く1文が必ず見つかる本だと思います。2017/02/04

ナナミ

5
とても読みやすい、ゆったりした文章で書かれてる。おかたづけ、とあるが物とか部屋のお片づけ本ではない。人生とか生活とかの心の持ち様が書かれてると思う。20歳くらいでこの本を読んでたら、バカみたいに洋服を買い物したり、人間関係とかに苦労したり、時間の使い方をあやまることもなかったのかも。でも後悔が人を強くするともある。おかたづけをしてみようという気になる。2016/03/16

てくてく

4
旧家のしつけは幼少期からじっくり行われるのだな、単に甘やかすのではなく、祖母や母の生きざまから学ばせてみたり、自分の判断と行動に責任をとらせることも厳しめに教えるのだなと、そんじょそこらのマナー講師が逃げ出すようなしっかりとしたしつけやマナーの一端に触れた気がする本。「貧乏とは、人様のために何もできないこと」というのがすごい。2023/02/03

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