出版社内容情報
「起きろ、夜だ」――速報性はネットに、臨場感はテレビに劣る新聞。時代に取り残された記者たちは、何のためにネタを追うのか。記者たちの熱意、それだけに徹した三百六十七ページ。――宮部みゆき(読売新聞4/17刊)
入魂の書である。――星野智幸(朝日新聞4/10刊)
面白さも完成度も『クライマーズハイ』に匹敵する傑作。――北上次郎(「読楽」3月刊)
熱気がある、ユーモアがある、独特の軽快さがある。今年の本命作登場だ。――温水ゆかり(
「GINGER」4月号)
マスコミ不信、警察不信が声高に叫ばれる今こそ読まれるべき、正義と情熱の物語。本城雅人は、この一冊を書くために作家になった。――吉田大助
「被害者女児死亡」――世紀の大誤報を打ち、飛ばされた3人の記者。その七年後、児童連続誘拐事件が発生。さいたま支局の関口豪太郎はかつての事件との関連性を疑い、東京本社の藤瀬祐里は豪太郎の応援に合流し、整理部員となった松本博史は二人を静観する。間違っているのかもしれない。無意味なのかもしれない。しかし豪太郎は諦めない。タネを撒き、ネタに育て、真実を獲得するため、今日も真夜中に動き出す。
特別な結果を出すのは、いつだって、本気の人間だ。
本城 雅人[ホンジョウ マサト]
著・文・その他
内容説明
「被害者女児死亡」―世紀の大誤報を打ち、飛ばされた3人の記者。7年後、児童連続誘拐事件が発生する。さいたま支局の関口豪太郎はかつての事件との関連性を疑い、本社の遊軍記者・藤瀬祐里は豪太郎の応援に合流し、整理部員となった松本博史は冷めた目で静観する。警察も、目撃者も、記者も上司も嘘をつく。しかし豪太郎は、絶対に諦めない。記者歴20年の著者が書き下ろす感動の社会派エンタメ!!
著者等紹介
本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、産経新聞浦和総局を経て、サンケイスポーツで記者として活躍。退職後、2009年に『ノーバディノウズ』が第16回松本清張賞候補となり、同作で第1回サムライジャパン野球文学賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鉄之助
utinopoti27
いつでも母さん
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
ダイ@2019.11.2~一時休止
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- 和書
- つか版誰がために鐘は鳴る