14番目の金魚

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062197823
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

全米ベストセラー。若返りの薬が発明されたらどうする?超天才変人科学者のおじいちゃんが教える「科学」の魅力と「生命」のサイクル全米ベストセラー。ニューヨークタイムズ・ベストセラーBOOK、Amazon.comベストブック・オブ・ザ・イヤー2014(9歳?12歳)。
●若返りの薬が発明されたらどうする?超天才へんくつ科学者のおじいちゃんが教える「科学」の魅力と「生命」のサイクル
●どんな大人も小学生に変えてしまうかもしれない魔法使いの少年、登場!
●11歳の平凡な女の子が、天才科学者おじいちゃんと変なクラゲを使って不老不死薬を開発するドタバタ科学ストーリー
●だれもが「科学」の魅力と「生命」のサイクルに感動して、
科学の面白さに夢中になる物語。

対象年齢:小学生中学年以上。大人も楽しく読めるお話です。

●あらすじ:ある日突然、天才へんくつ科学者のエリーのおじいちゃんがやってきた。おじいちゃんは若返りの薬(クラゲ)を発見したという。
疎遠だったおじいちゃんと食事したり、学校に通ったりするうちに、科学への興味がわき、エリーの世界は一変する!  おじいちゃんとエリーの仲間たちは、研究所に奪われた若返り薬(クラゲ)を手に入れる奪還計画を実行にうつすのだが・・・。

天才はちゃめちゃ科学者のおじいちゃんが教えてくれた「科学」の魅力と「生命」のサイクルの物語。

1 金魚を飼う
2 おじいちゃん
3 針金みたいな少年
4 魔法使いか歯の妖精か
5 若返りするクラゲ
6 大好きなアメリカン・ドッグ
7 変わらない人?
8 科学者は決してあきらめない!
9 くだものは死んでいるか?
10 ソークとオッペンハイマー
11 愛だなあ
12 年をとるなら死んだほうがまし
13 権力と戦え
14 料理にかくされた魔法
15 奪還作戦、開始!
16 スリッパ
17 友情の法則もあるとしたら……
18 学位のむだとしか思えんな
19 びんのなかには魔物がひそんでいる
20 マッドサイエンティスト登場
21 誕生日ケーキのロウソクは、消えない
22 十三歳であるべきか否か――それが問題だ
23 ピザの宅配とパズル
24 可能性に乾杯!
25 わたし、もうだいじょうぶなんだ
26 永遠に生きられる?
27 生命のサイクル
28 観察
29 幸せな、はじまり


ジェニファー.L・ホルム[ジェニファー.L ホルム]
著・文・その他

横山 和江[ヨコヤマ カズエ]
翻訳

内容説明

誰も死ななかったら、世界はどうなっちゃうと思う?11歳のエリーは、不老不死薬のクラゲを手に入れた天才科学者と出会う。病気を予防し、若返りの薬までうみだす“世界を変える力”をもった科学者にあこがれはじめるエリー。でも、みんなが永遠の命を手に入れたら世の中はどうなっちゃうの…???アメリカベストセラー小説。

著者等紹介

ホルム,ジェニファー・L.[ホルム,ジェニファーL.] [Holm,Jennifer L.]
アメリカ、カリフォルニア州生まれ。1999年に出版した“Our Only May Amelia”、2006年に出版した“Penny from Heaven”(『ペニー・フロム・ヘブン』もりうちすみこ訳/ほるぷ出版/2008年)、2010年に出版した“Turtle in Paradise”の3作品がニューベリー賞オナーに選ばれ、“Turtle in Paradise”は2011年ゴールデン・カイト賞フィクション部門賞を受賞している

横山和江[ヨコヤマカズエ]
埼玉県生まれ。児童書の翻訳のほか、読み聞かせの活動などを行っている。海外児童書サークル「やまねこ翻訳クラブ」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mntmt

21
すごいおもしろかった。コメディとシリアスなところのバランスがいい。映像化されたらもっとおもしろいと思う。ミニシアター系が似合いそう。原題:The Fourteenth Goldfish2016/01/20

糸車

20
2020年8月の子どもの本の読書会課題本。担任の先生からもらった金魚を7年間飼い続ける主人公エリー。ところが金魚は代替わりしていて、実は母親が死んだ金魚を新しい金魚に取り替えていた。そもそも担任は金魚は長生きしない、子どもたちが生命のサイクルを学ぶいい機会と思っていたのだが。祖父は科学者で、ある日なんとエリーと同世代に若返ってしまった…!ベニクラゲが若返ると言うのは知っていたけど、おじいちゃんがいきなり中学生に?物語りがどう終わるのか興味津々。しかし肉体が若返っても知識や性格は変わらないのね。2020/08/12

かもめ通信

19
見た目は子ども、頭脳は大人?!その実態は天才科学者のお祖父ちゃん?!祝 #やまねこ20周年2017/08/07

ぱせり

11
どんなにすごい研究もそのゴールは、「完成」ではないのだな、としみじみ思う。それこそ科学でなくても。なんでも。「我われの最大の責任は、よき祖先になることだ」噛みしめたい言葉に出会った。最初に出てきた13匹の金魚の話、タイトルの「14番目の」って、いったい何なのだろう。そう思いながら読んでいた。そういうことだったんだね、とわかったときは、爽快だった。 2016/02/27

鳩羽

9
エリーは演劇の先生をしているママと二人暮らし。そこにあるとき十代の男の子が転がり込んでくる。それは科学者をしているおじいちゃんが、若返りの薬の開発に成功した姿だった。エリーは若返ったメルヴィンと同じ中学に通い始め、科学者の歴史や科学的な考え方を教わっていく。なんとか研究の成果を発表しようとするメルヴィンに、エリーらは振り回されるが…という話。冒険や謎解きではなく、日常的な家族や友人の話がメインで、とにかく気楽に楽しんで読める。「その後」を考えて意見を持つようになったエリーの成長は、着実なものに感じられる。2016/06/13

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