九番目の雲

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062197724
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

挫折寸前の友、死を迎えようとする母、秘密を抱えて苦しむ息子に向き合ったとき、ごまかしばかりだった男の中でなにかが弾けた!中堅メーカーの営業マン、吾郎、37歳。
パワハラの嵐が吹き荒れるオフィスでは、ターゲットにされた同期の大江が失踪したとの噂が……。
また、近くに住む老いた母にはアルツハイマーを疑わせる兆候が現れ、それをきっかけに妻子との間には微妙なすきま風が吹き始める。
若き日に夢破れ、人を傷つけることも傷つけられることも避けて、ただただ日々を消費するように生きてきた吾郎が、この二つの出来事をきっかけに、自分らしく生きるとはなにか、自分にとって大切なことはなにか、自分にとって大切なのは誰なのかに向き合い、つまずきながら、答えを探していく。
ちなみに、クラウド・ナインとは英語で入道雲のこと。冒頭、一緒に風呂に入った息子が発したひと言から、主人公・吾郎の心に、この入道雲という言葉がひっかかり続ける。英語では、七階層ある天国のその二段階上ということから、「最高に幸せ」という意味もある。テンプテーションズ、ジョージ・ハリスンらが同名の曲、アルバムを発表している。




山岡 ヒロアキ[ヤマオカ ヒロアキ]
著・文・その他

内容説明

高梨吾郎、37歳。妻子持ちの中堅メーカー営業マン。挫折寸前の友、病に倒れる母、苦しみながら成長していく息子に向き合ったとき、ごまかしばかりで生きてきた男の中でなにかが弾けた!25年間、カウンター越しに人間模様を見続けてきたバーテンダーだからこそ書けたエンターテインメント小説。

著者等紹介

山岡ヒロアキ[ヤマオカヒロアキ]
1961年、東京都新宿区生まれ。東京都立大学附属高等学校(現都立桜修館中等教育学校)卒業後、イタリアン・レストラン等で調理師の修業を積み、巨匠といわれるバーテンダーの下で技術を磨いたのち、26歳で麻布十番にバーを開業。2007年、自分の在り方に疑問を感じ、ここが潮時とそのバーの20周年を跨ぐ寸前で引退。周りを裏切り続けてきた自分に対する禊として、バーで垣間見てきた幾多の人生模様を物語として世に残せないかと作家を目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆか

29
よみにくかった。あれやこれやを盛り込みすぎな感あり。書評を見て読みたいとおもったのかな?とどうして自分がこの本を読もうとしたのかもあやふやです。そんななか、おばあちゃんと孫の部分が良かった。自分の子供が「入道雲って見たことがある?」と聞いてきたときにちゃんと聞いてあげなかったこと、それが息子からのSOSだったと、最後劇を見てお父さんがわかるところが良かった。こういう頃は、よくありそうなので私も子供の話をきちんと聞こうと反省しました。2016/03/14

いこたす

8
〜雨降って地固まる。親子の克服物語〜 やさぐれ営業マンの父に、息子は尋ねた「入道雲が迫って来るのを見たことある?」この暗示なかなか遠回りして後で効いて来る! 人の心を折る件、想像以上にバイオレンス(^^;;完全にアウトだと思う…w 9番目の雲は気象用語で積乱雲。または意気揚々と言う意味も。2016/04/20

Ayako H

6
図書館から。ブラックに近いグレー企業、嫌な上司、子供のいじめに親の痴呆や介護問題、ふんだんに今の社会の問題点が出てきます。しかも主人公は昔、度を越したやんちゃをしていた御仁。なので読んでいておもしろくてあっという間に読み終わりました。でもあれやこれや多すぎの感じもあり。楽しめました。2015/12/11

sheeta

2
主人公は根は優しく、でも族をまとめるリーダー素質を持ち合わす、結局は人情のある好人物ということにしたいのか、それにしてはぶれすぎで中途半端。母や息子とのシーンと会社や過去の暴力沙汰のシーンが、ひどく異質でアンバランス。2016/07/19

higassi

2
☆×4 デビュー作なんですね?やや盛りだくさんな感もありましたが、著書の想いが込められた作品なのだと思います。2016/02/11

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