出版社内容情報
日本一の剣術家を目指す山本大河は、ついに玄武館道場の最強を決める大試合に挑むことになった。他流試合でも強さを見せていた彼は、順当に勝ち上がり、最後の一人、水戸藩士の小田部藤十との決戦を迎えるところまでやって来た。だが、試合は小田部に押され、あっさりと負けてしまうのだった──。敗北の衝撃と失意から道場稽古を避ける大河に、千葉重太郎の妹の佐那は、大河の剣が小さく変わってしまったと告げるが……。
内容説明
日本一の剣術家を目指す山本大河は、ついに玄武館道場の最強を決める大試合に挑むことになった。他流試合でも強さを見せていた彼は、順当に勝ち上がり、最後の1人、水戸藩士の小田部藤十との決戦を迎えるところまでやって来た。だが、試合は小田部に押され、あっさりと負けてしまうのだった―。敗北の衝撃と失意から道場稽古を避ける大河に、千葉重太郎の妹の佐那は、大河の剣が小さく変わってしまったと告げるが…。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年、熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て、94年に作家デビュー。2020年、「隠密船頭」シリーズと「浪人奉行」シリーズで第9回日本歴史時代作家協会賞の文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
74
大河の剣 3巻。日本一の剣術家を目指す大河、玄武館道場の最強者を決める試合で、最後の最後にあっさり負けてしまった大河、この衝撃から立ち直る事が出来るのか、次巻が待ち遠しいですね。 2022/01/15
ひさか
16
2021年5月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ3作目。ペリー来航で世間もあわただしくなるが、大河は相変わらず剣の道を進む。それはそれで立派なことだが、話がちっとも面白くない。次は、どうなるのだろう。2021/07/12
蕭白
7
先が楽しみになってきました。2024/04/20
かずぺん
3
三巻読了です。四巻が待ち遠しいです。2021/08/23