出版社内容情報
「神の領域」に到達するための最先端技術を巡って交錯する、企業、国防総省、インターポールの思惑。ヒトは、神を越えられるのか。
「人々に軽いめまいを起こさせるような事象を創らなければ、我々も先には進めない」
検索エンジンサービスとビッグデータを軸に急激な成長を遂げ、世界に3万人の雇用者を抱える巨大企業「オッド・アイ」。創立者でカリスマ経営者のブルーノ・マーニーの元には、あらゆる分野の最先端情報がもたらされ、それが新たなビジネスと巨額のマネーに繋がっていく。ブルーノの娘アリシアの「元」婚約者の木挽橋隆一は、社内でお茶を挽いていたが、リストラをかけてある調査を命じられる――。
“人工血液”、“気象兵器”といった「神の領域」に到達するための「最先端技術」を巡って交錯する、巨大企業、国防総省、インターポールの思惑。ヒトは、技術は、神を越えられるのか――“今を生きるあなたのための”国際科学ミステリー。
【著者紹介】
服部真澄(はっとり・ますみ)
1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。処女作は95年、『龍の契り』。97年、『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞。以来、国際情報小説、歴史小説など幅広いジャンルの作品を刊行。近著に『エクサバイト』『ポジ・スパイラル』『天の方舟』『深海のアトム』など。
内容説明
検索エンジン・サービスとビッグデータを軸に急激な成長を遂げ、世界中に雇用者を抱える巨大企業『オッド・アイ』。創業者のブルーノ・マーニーの下には、あらゆる分野の情報がもたらされ、それが新たなビジネスと巨額のマネーに繋がっていく。ブルーノの養女アリシアの「元」婚約者・木挽橋隆一は、閑職に追いやられていたが、ある調査を命じられる。“人工血液”、“気象兵器”といった「神の領域」に到達するための「最先端技術」を巡って交錯する、巨大企業、国防総省、インターポールの思惑。国際企業を舞台にした著者にしか書けないインテリジェンス小説最前線!
著者等紹介
服部真澄[ハットリマスミ]
1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。処女作は95年、『龍の契り』。97年、『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こうじ
ミスターテリ―(飛雲)
Tadashi_N
エリク
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