出版社内容情報
富安 陽子[トミヤス ヨウコ]
著・文・その他
五十嵐 大介[イガラシ ダイスケ]
著・文・その他
内容説明
―神ガ、コノ地ニ、下ラレル。カンナギハ、神迎セヨ―。黄泉ツ神のカクレドから脱けだすことに成功した田代有礼たちは、再び猿から天ツ神の言葉を伝えられる。いつどこに神が下るのか、残る二柱のカンナギは誰なのか。答えがわからないまま、一年生の男の子が校内で行方不明になるという事件が起きる。その子を捜せと急きたてるように鳴る天ツ神のメロディが、田代有礼たちを、次の計画へと導く。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
東京都生まれ。和光大学人文学部卒業。25歳でデビューし、1991年『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、1997年「小さなスズメ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、2001年『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞を受賞。『やまんば山のモッコたち』がIBBYオナーリスト2002文学作品に選出される。『盆まねき』で2011年、第49回野間児童文芸賞、2012年、第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちょろこ
112
面白さ加速中の一冊。天ツ神にカンナギとして選ばれたメンバーがこの世の生命を消そうとする黄泉ツ神と闘う2巻。もしかしてってなんとなく予感があった人物がやっぱり主要人物だったとは!しかもクセ強め、想像に非常に困るキャラにやられちゃった。容赦なく迫り来る黄泉ツ神チームに対してそれぞれの特殊能力を活かして"ほころび"を見つけ出そうとするチーム・カンナギの闘いに面白さが、青銅鏡の登場に興奮がそして天と地のせめぎ合いにリアル感が加速中。最近の世の中のいろいろはひょっとしたらって納得もできちゃう。さぁ、最終ラウンドへ。2025/02/21
takaC
87
なんと今巻はカクレドから戻らずに終わりですか。続きが気になって困る終わり方だな。2017/03/04
mocha
86
少しずつチームワークがよくなってきた。カクレド脱出にハラハラしたり、友情の芽生えに嬉しくなったりで一気に読ませる。最後のメンバーがまさかのあの人とは!鏡の役割、アレイの心の傷、そして黄泉ツ軍との戦い。3巻を早く読みたい。2016/10/06
さつき
58
2巻では5〜6人目のカンナギ『見る者』と『知る者』もついに登場しました。その正体がかなり意外でびっくり!!性格も得意なこともまるで違うチームカンナギがこれからどう黄泉ツ神に立ち向かっていくか続きが楽しみです。2023/12/08
はる
51
うわ~、凄いところで終わってる~!高まったテンションは来年の3月、次の巻の発売までおあずけ。盛り上がってきたのに~。続きが気になります。完結してからまとめて一気に読んだほうが良かったかな?2015/11/12