グッド・ラック―日本航空123便のコックピットで何が起きたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062195690
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

御巣鷹山飛行機事故から30年。あの日コックピットでは何が起きたのか。元JALフライトエンジニアが描く迫真のドキュメントノベル1985年8月12日午後6時24分。「ドドーン、ドーン」という爆発音が日本航空123便のコックピットを震わせる。「スコ?ク77!」機長が咄嗟に叫んだ言葉は緊急事態を意味していた。御巣鷹山飛行機事故から30年。元JALフライト・エンジニアだからこそ描ける、「あの日のコックピット」とあり得たかもしれない「もうひとつの結末」。迫真のドキュメント・ノベル。

清水 保俊[シミズ ヤストシ]
著・文・その他

内容説明

1985年8月12日、午後6時24分。日本航空123便のコックピットを「ドドーン、ドーン」という爆発音が震わせた。「スコーク77!」機長が咄嗟に叫んだその言葉は、「緊急事態」を意味していた―。元JALフライト・エンジニアが、コックピット・ボイス・レコーダやフライト・データ・レコーダをはじめ多数の資料から当時の状況を再現。事故調査委員会の提出した結論とは異なる事故原因をリアルに検証する。御巣鷹山飛行機事故から30年―。あの日のコックピットを描く迫真のドキュメント・ノベル!

著者等紹介

清水保俊[シミズヤストシ]
1947年、兵庫県生まれ。神戸商船大学航海学科卒業。1970年から海運会社にて主に南太平洋を航海士として海上勤務。1978年、日本航空に入社。DC8型機、B747型機フライト・エンジニアとして乗務し、運航訓練部技術教官、運航技術部試験飛行室、運航技術部次長を経験し、飛行機の受領、各種テスト・フライトの経験も多い。総飛行時間は1万1000時間。2007年に国土交通大臣より航空功労賞を授与される。同年、定年退職。その後、羽田整備工場にて見学・航空教室を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

48
toshiさんのいう通り斜め読みで物語のあたりを(汗)これで読了はダメ?今年もまたあの日を思い出す夏が来る!東京を避け、御巣鷹へ向かったかのような文言が胸に痛い。あとがきに「仏様の言葉こそ真実で、人の言葉は必ずしも真実ではない。仏教の真言とはそういう意味だと解説された。」と云う住職がいるそうだが、日々暮す凡人の私は違和感があった。高僧が云うのだからそうなのだろうさ、だが人が人の言葉を信じなくて何としよう。人は『嘘』もつく。『間違い』も起こす。だが、どれが『真実』くらいの判断はできると信じたい私だった。合掌2015/08/05

琉詩亜

17
物理が苦手なので理解しにくく、所々飛ばし読み。30年経った今でも忘れらない大事故。小説なので事実とは異なるのでしょうが、すべてが上手く行けばこんな結末もあったのかも…と思うとかなり辛いです。2015/11/02

toshi

9
前半は1985年8月12日に御巣鷹山に墜落したJAL123便について、コックピットボイスレコーダーとフライトレコーダーのデータから、独自に事故当時の状況をノンフィクション風に再現しつつ、データの検証及び事故調の報告との違いなどを明らかにしようと試みる論文を挟んだドキュメント。 専門用語や飛行機の構造などの技術的な解説があまり親切でないため細かいところまでは理解しきれないが、納得できるような結論に至っている。 (→続く)2015/08/03

ジョルジョ

1
専門用語が多いので、難しかったが、流石、元JALのフライトエンジニアの著者、緊迫感が伝わった、他のレビューのように、結末がこのようになったら良かったのにと思う。しかしながら、実際の事故でも、パイロット、フライトエンジニアは、乗客全員のために、必死で戦ったと思う。空の安全を切に願う。2016/07/18

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