決戦!大坂城

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062195034
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

乱世を終わらす家康、滅亡に抗う秀頼と淀殿。真田幸村(信繁)ら牢人衆も参陣。いざ戦国最終決戦へ!話題騒然の競作シリーズ第2弾!慶長二十年(一六一五年)。最終決戦の舞台は、秀吉が築きし天下の名城・大坂城。
戦国時代の幕が引かれようとする中、男たちは何のために戦ったのか――

『決戦!関ヶ原』で東軍大将を務めた伊東潤、西軍大将・葉室麟、そして運命の鍵を握る男・冲方丁がふたたび集結!
前作につづいて天野純希も登場し、当代きっての書き手たちの最新小説が一気に読める。
そして、新たな挑戦者たち、「軍配者」シリーズで新境地を開拓した富樫倫太郎、
「このミス!」大賞&朝日時代小説大賞2冠デビューの鬼才・乾 緑郎、
デビュー作『宇喜多の捨て嫁』が直木賞候補、高校生直木賞となった驚異の新人・木下昌輝が参陣!
波乱あり、下剋上あり、まさに時代小説界の群雄割拠!!

七人がひとつの戦場を描く、話題騒然の競作シリーズ第2弾!
戦国最後の大合戦「大坂の陣」!!

鳳凰記 葉室 麟
日ノ本一の兵 木下昌輝
十万両を食う 富樫倫太郎
五霊戦鬼 乾 緑郎
忠直の檻 天野純希
黄金児 冲方 丁
男が立たぬ 伊東 潤


葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他

冲方 丁[ウブカタ トウ]
著・文・その他

伊東 潤[イトウ ジュン]
著・文・その他

天野 純希[アマノ スミキ]
著・文・その他

富樫 倫太郎[トガシ リンタロウ]
著・文・その他

乾 緑郎[イヌイ ロクロウ]
著・文・その他

木下 昌輝[キノシタ マサキ]
著・文・その他

内容説明

慶長二十年五月(一六一五年六月)。秀吉が築きし天下の名城・大坂城―。いまここに、戦国最後の大合戦が始まろうとしていた。乱世に終止符を打つのか、敗北すなわち滅亡か…。いざ、戦国最終決戦へ!七人の作家が参陣、競作シリーズ第2弾。

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者などを経て、2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞

木下昌輝[キノシタマサキ]
1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒業。ハウスメーカー勤務後、フリーライターとして関西を中心に活動。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞する。2014年、受賞短篇を含むデビュー作『宇喜多の捨て嫁』が第152回直木賞候補となり、2015年、同作で第2回高校生直木賞を受賞

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年北海道生まれ。1998年『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞し、デビュー

乾緑郎[イヌイロクロウ]
1971年東京都生まれ。2010年『忍び外伝』で第2回朝日時代小説大賞、『完全なる首長竜の日』で第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー

天野純希[アマノスミキ]
1979年愛知県生まれ。愛知大学文学部史学科卒業。2007年『桃山ビート・トライブ』で第20回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞

冲方丁[ウブカタトウ]
1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1966年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞し、デビュー。2003年、第24回SF大賞を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞

伊東潤[イトウジュン]
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に長らく勤務後、執筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った実用書を相次いで発表。2013年『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞、2014年、同作で第1回高校生直木賞、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

211
図書館本。 新選組の時もそうでしたが今回も葉室さんおしですね。そして期待通りの面白さでした。戦国乱世とはいえ秀吉がらみの女性は強いですね。いわくつきの鐘がまさか本当に呪いの鐘だったとは…な設定はなかなか大胆な設定でした。 タイトルに鳳凰の文字がありましたが、どちらかというとフェニックスなイメージで読み終わりました。焼き払われても焼き払われてもフェニックスのようによみがえる逞しさの大坂です。2018/10/07

ナイスネイチャ

196
図書館本。関ヶ原に続いて楽しみにしてました。面白い!!。最近秀頼の特集やってましたがさらに秀頼の見方が変わりました。かっこいいじゃないか!随所に私が好きな真田信繁(幸村)が出てくるのもにんまりして読んでました。このシリーズは次はないかな?冬の陣、夏の陣分ければ2倍楽しめたのに。2015/06/20

hiro

187
『決戦!関ケ原』に続いて読んだ。淀殿、真田、秀頼は、やはり短編ではなく、長編でじっくり読みたい。司馬遼太郎の『城塞』を再読してみようか。一方、こんな戦国武将がいたとは初めて知ったが、放浪時代を含めてた一代記を是非読んでみたい水野勝成。やはり屈折した人生を歩んだ結城少将の嫡男松平忠直。あの千姫を脱出させるため大坂城に入り、豊臣方として戦った福島正則の弟正守。大量の古米が売れずに借金を抱えた商人近江屋伊三郎。このマイナーな4人の話が面白かったが、各短編のつながりを含め、『関ヶ原』の方が断然良かった。2015/06/20

takaC

154
NHK大河の真田丸を見る前に読んでおけば良かったと思わなくもない。2016/12/25

まちゃ

128
「決戦!関ヶ原」に続く七人の作家による競作。大坂冬の陣から夏の陣での大坂落城と豊臣家滅亡までの短編集。大坂の陣が戦国最後の戦いだったためでしょうか、前作「決戦!関ヶ原」に比べて登場する人物の知名度はそれ程高くありませんでした。しかし、描かれた武将たちの姿はそれぞれに興味深く、歴史小説として楽しめました。2015/10/19

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