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出版社内容情報
朝読にも食育にもぴったりな食べる力と生きる力が身につく10話。「いのちをいただく」「くさいはうまい」「被災地のカレー」など。読めばだれかに話したくなる!
朝読にも食育にもぴったりな、
食べる力と生きる力が身につく10のお話。
事実(ノンフィクション)だけが持つ驚きに感動し、調べ、考え、世の中とつながること。誰かに話し、意見を聞き、自分の考えをまとめ伝えて、他者とつながること。「ほんとうにあったお話」シリーズは、こうした「つながる力」を見据え、子どもたちの生きる力を育みます。
本書では、「食べものと命」をテーマに10編のお話を収録します。
食材への感謝、食事に携わる人たちへの感謝が自然とめばえるお話から、食卓の向こうにある環境問題を考えさせられるお話まで、「食」を多角的にあつかいます。
毎日の食事があたりまえにできているのではないと知ることができる、食育の読み物として、調べ学習にも発展可能なセレクション。
短編アンソロジーなので、どのお話からも読め、朝読にもぴったりです。
読み終えたら、今度はだれかに話すことにも重点を置き、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力も養います。
〈この本で読める10のお話〉いのちをいただく・はなちゃんのみそ汁・サムライブルーの料理人・マラウイに給食センターを作った少女・被災地のカレー・「弁当の日」がやってきた・くさいはうまい・おなかの中から人びとを健康に・コシヒカリ誕生秘話・森は海の恋人
笠原 良郎[カサハラ ヨシロウ]
監修
浅川 陽子[アサカワ ヨウコ]
監修
内容説明
ほんとうにあったお話は事実だけがもっている感動やおどろきにあふれています。もっと知りたい子のために、理解が深まる「食のお話」コラムつき。もっと話したい子のために、気持ちが伝わる「お話のテーブル」ページつき。もっと読みたい子のために、興味が広がる「巻末ブックガイド」つき。小学校中級から。
目次
いのちをいただく―牛のみいちゃんがお肉になる日
はなちゃんのみそしる―食べることは生きること
サムライブルーの料理人―サッカーワールドカップ南アフリカ大会にいどむ!
マラウイに給食センターをつくろう!―少女のブログが世界を動かす
被災地のカレー―イスラム教徒たちがつづけた温かいたきだし
「弁当の日」のまほう―こんだて作りから自分で考えてみよう
おなかの中から人びとを健康に―乳酸菌シロタ株から「ヤクルト」たんじょう
くさいはうまい―発酵学者・小泉武夫のぼうけん旅行
コシヒカリたんじょう物語―日本一のお米にこめられた人びとの思い
森は海の恋人―漁師さんが始めた木を植える運動
著者等紹介
笠原良郎[カサハラヨシロウ]
全国学校図書館協議会顧問、国際子ども図書館を考える全国連絡会会長。1931年生まれ。早稲田大学法学部卒。中学校社会科教諭、高校司書教諭を経て、1982年全国学校図書館協議会へ。同協議会の事務局長・理事長を歴任し、学校図書館法改正や国際子ども図書館の開設など図書館運動に献身
浅川陽子[アサカワヨウコ]
元お茶の水女子大学附属小学校主幹教諭、現江戸川大学教授。1956年生まれ。お茶の水女子大学大学院人文科学修士。公立・私立の幼稚園や小学校教諭、お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター講師を経る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。