出版社内容情報
済陽式食事療法は大量の野菜・果物摂取が基本。忙しい人のために、作りおける抗がんそうざいを、治った人のレシピから選りすぐり紹介現在までに済陽先生監修の本は、がんに勝った患者さんが実際に食べていたレシピシリーズ4冊と、多くの読者問い合わせがよせられていた「抗がん食材」と「健康維持食材」の違いをまとめた1冊の計5冊があります。
しかし未だ問い合わせで多いのが、作りたい気持ちはあるが時間がない。
「市販のもので代用できないか?」「作り置きしたらダメなのか?」というものがあります。
結論からいえば、市販のものでは代用ができない。作りたてがいちばんなのですが、今までがんになった方に取材を続けていて感じたのは、みなさん暇に生活されていた方はおらず、働きすぎの方や、親の介護をされていた方など、忙しいからこそ免疫力が低下し、がんになってしまった方が大半でした。
しかも、彼らはがんになっても、「仕事や親の介護は休めないから」と、済陽式食事療法との両立を個々に工夫され、みごとにがんを克服されました。
今回の本は、いままでの本では取材はしても、ベストではないからと、あえて取り上げてなかった“治った人が食べていた「作り置きレシピ」”をあつめて紹介。さらに、抗がん食材だから食べたいけれど、調理法がマンネリ化して食べ続けるのがつらい・・・というお悩みを、済陽式食事療法理論にのっとり、管理栄養士がレシピサポート。
この1冊があれば、済陽式食事療法の最難関ポイント、「限りなく無塩」を、塩分は上げずにおいしくクリアいただけるはずです。
巻末には、がんに勝った方の済陽式食事療法8か条の自分なりの工夫ポイントをまとめました。壁にぶつかったときに、ここは緩めてはいけないなどの参考になさってください。
■がんの原因の約50%が食事と関連している
■済陽式抗がん食事療法8箇条
■済陽先生が参考にした主な食事療法
■がん予防に効く有効な栄養素と食材
■食物・栄養・運動のがん予防判定
■つくり置き 抗がんレシピ
主食16レシピ、おかず44レシピ、スープ28レシピ
■済陽式食事療法でがんに勝った! 私たちの工夫
乳がん、大腸がん、上行結腸がん、悪性リンパ腫、肺がん、胃がん、胆管がん
済陽 高穂[ワタヨウ タカホ]
監修
内容説明
がんを患う方の多くは、努力家で毎日忙しく働かれる方がほとんどです。本書は限られた時間の中でも食事療法を続け、がんに勝った患者さんの実際のレシピを軸に、「主食」・「おかず」・「スープ」レシピを紹介します。
目次
がんに勝つための済陽式食事療法8箇条(限りなく無塩の生活を;動物性たんぱく質、四足歩行動物を制限 ほか)
作りおき抗がん主食(さつまいも玄米ごはん;ひじき玄米ごはん ほか)
作りおき抗がんおかず(きのこ;パプリカ/ピーマン ほか)
作りおき抗がんスープ(根菜;きのこ ほか)
ステージ4の末期がんにも勝った済陽式食事療法を続ける工夫(ステージ4の乳がん克服―60歳女性;ステージ4の大腸がん・上行結腸がん克服―36歳男性 ほか)
著者等紹介
済陽高穂[ワタヨウタカホ]
1970年千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センター入局。73年国際外科学会交換研究員として米国テキサス大学外科教室(J.C.トンプソン教授)に留学、消化管ホルモンについて研究。帰国後、東京女子医科大学助教授、94年に都立荏原病院外科部長、2003年より都立大塚病院副院長を経て、08年11月より西台クリニック院長、三愛病院研究所所長。千葉大学医学部臨床教授も兼任しながら現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Sei.Kei