出版社内容情報
三成(葉室麟)が負け、小早川(冲方丁)が寝返り、家康(伊東潤)が勝ったのは何故か。7人が集結、前代未聞の「競作長編」!慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。
天下分け目の大戦――関ヶ原の戦いが勃発。
――なぜ、勝てたのか――
東軍
伊東潤(徳川家康)
天野純希(織田有楽斎)
吉川永青(可児才蔵)
――負ける戦だったのか――
西軍
葉室麟(石田三成)
上田秀人(宇喜多秀家)
矢野隆(島津義弘)
――そして、両軍の運命を握る男――
冲方丁(小早川秀秋)
当代の人気作家7人が参陣。
日本史上最大の決戦を、男たちが熱く描いた「競作長編」。
「人を致して」 伊東潤
「笹を噛ませよ」 吉川永青
「有楽斎の城」 天野純希
「無為秀家」 上田秀人
「丸に十文字」 矢野隆
「真紅の米」 冲方丁
「孤狼なり」 葉室麟
葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他
冲方 丁[ウブカタ トウ]
著・文・その他
伊東 潤[イトウ ジュン]
著・文・その他
上田 秀人[ウエダ ヒデト]
著・文・その他
天野 純希[アマノ スミキ]
著・文・その他
矢野 隆[ヤノ タカシ]
著・文・その他
吉川 永青[ヨシカワ ナガハル]
著・文・その他
内容説明
慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。天下分け目の大勝負―関ヶ原の戦いが勃発。乱世を終わらせる運命を背負ったのは、どの男だったのか。新しい戦場を感じろ―七人の作家が参陣した競作長篇。
著者等紹介
伊東潤[イトウジュン]
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。2013年、『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞および第1回高校生直木賞(2014年)を受賞。他の著書に『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(第1回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞)など多数
吉川永青[ヨシカワナガハル]
1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は、『戯史三國史 我が糸は誰を操る』と改題し、2011年に刊行
天野純希[アマノスミキ]
1979年愛知県生まれ。愛知大学文学部史学科卒業。2007年、「桃山ビート・トライブ」で第20回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2013年、『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。1997年小説CLUB新人賞佳作。「奥右筆秘帳」シリーズ(全十二巻)は、「この時代小説がすごい!」で2009年版、2014年版と二度にわたり文庫シリーズ第一位に輝き、第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞。2010年、『孤闘立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞を受賞する
矢野隆[ヤノタカシ]
1976年福岡県久留米市生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、ネオ時代小説と呼ばれる作品を手がける。また、ゲームノベライズ作品も執筆している
冲方丁[ウブカタトウ]
1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞 を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2010年、『天地明察』で第31回吉川英 治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞。2012年、『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞する
葉室麟[ハムロリン]
1951年福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。2007年、『銀漢の賦』で第14回松本清張賞を受賞。2012年『蜩ノ記』で146回直木賞を受賞。同作は2014年に映画化され話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
まちゃ
hiro
ナイスネイチャ
takaC