現調

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062192033
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

損害保険査定員・滋野隆幸が真相を暴き出す! 乱歩賞作家渾身の「交通事故ミステリー」。これぞ遠藤武文の原点!!

重傷を負いつつも病院から失踪した被害者、
高速道路を横断し轢かれた主婦の黒い噂、
事故の記憶がない轢き逃げ犯……
警察捜査で見逃された7件の自動車事故の真相を
損害保険査定員・滋野隆幸が“現調(現場調査)”で暴く!
 
元損害保険会社勤務だからこそ描ける“リアル”
そして江戸川乱歩賞作家として極める“エンタテインメント”
デビュー作『プリズン・トリック』以来書き続けた、
“交通事故ミステリー”がついに単行本化!

いつでも誰でも加害者にも被害者にもなる。
この物語は決して他人事ではない。

第一章 赤信号
第二章 中央線突破
第三章 泥酔
第四章 失踪
第五章 除籍簿
第六章 直前横断
第七章 不実

【著者紹介】
1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
2009年『プリズン・トリック』で第55回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『トリック・シアター』、『天命の扉』、『原罪』、『龍の行方』など。

内容説明

重傷を負いつつも病院から失綜した被害者、高速道路を横断し轢かれた主婦の黒い噂、事故の記憶がない轢き逃げ犯…警察捜査で見逃された7件の自動車事故の真相を損害保険査定員・滋野隆幸が“現調(現場調査)”で暴く!

著者等紹介

遠藤武文[エンドウタケフミ]
1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2009年『プリズン・トリック』で第55回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

104
損保査定員が探偵役の連作短編集。意図せずに自動車事故の原因になる話が多く、一瞬で加害者にも被害者にもなってしまう事故は怖いって改めて思った。2014/11/11

takaC

93
「赤信号」交通課の警察官は道路標識の小細工に騙されちゃうのか? 「中央線突破」二人とも小悪党。 「泥酔」性根の腐った人たち。 「失踪」そりゃ乗り越えないとならない障碍は多いわ。 「除籍簿」この本では欠かせないわけね。 「直前横断」撥ねた奴は過失運転ではないのか? 「不実」そんな理不尽を受け入れていいのか? 市原刑務所の殺人事件とは『プリズン・トリック』のアレだよな? 滋野なんて出てたっけ?覚えてない・・・2016/09/08

BlueBerry

75
損害保険査定員の現調(現場調査)のお話です。自動車保険のあれこれに付いて色々詳しく書かれているのでドラバーとしてはとても興味深かったし、勉強になったと思います。推理の方もまあまあ普通で悪くはなかった。ただ、得意分野以外の部分は結構ザックリ、バッサリやってしまってるのが少し残念ではありました(苦笑。序盤○中盤○ラスト○総合◎2014/12/02

ゆみねこ

59
損保会社の査定員「滋野隆幸」が、警察捜査で見逃された自動車事故の真相を暴く。幸いにして大きな事故の経験はなく、調査員のお世話になることはなかったけれど、加害者にも被害者にもなりたくないものだと思いました。短編なので、ちょっと物足りない感じも。2015/01/23

さっこ

54
なかなか面白かったです。損保の保険調査員のお話。事故の裏側にある人間模様など、過失があっても切ない理由があったり被害者でも何か釈然としなかったりと…。最後の章が唐突で違和感あったのだけど、「あぁ、あれがここで…」といった驚きがありました。調査員の滋野さんのお話はほかの作品もあるということなので今度読んでみたいです。2019/09/29

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