人生を考えるのに遅すぎるということはない

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062191906
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日野原重明、瀬戸内寂聴、益川敏英、吉本隆明ら10人の賢人が、いま青春、まだ青春、すべての日本人に贈る人生指南書。いくつになっても、人生を考えるのに遅すぎるということはありません。
安藤忠雄   1941年生まれ 建築家
三國清三   1954年生まれ 洋食料理家
金田一秀穂 1953年生まれ 言語学者
山極寿一   1952年生まれ 人類学・霊長類学者
C・W ニコル 1940年生まれ 作家・環境保護活動家
小菅正夫   1948年生まれ 旭山動物園元園長
瀬戸内寂聴 1922年生まれ 作家・僧侶
吉本隆明   1924年生まれ 詩人・思想家
益川敏英  1940年生まれ 理論物理学者
日野原重明 1911年生まれ 医師
――10人の賢人たちがすべての日本人に贈る、人生指南書です。

もくじより――
■生きることは素晴らしいこと
安藤忠雄 人生のつくり方
三國清三 ホスピタリティが仕事の原点
金田一秀穂 よりよく生きるための日本語教室
■共に生きるために
山極寿一 ゴリラが語る「ヒトとは何か」
C・W ニコル 森づくりは未来づくり
小菅正夫 「いのち」を思いやる
■よりよく生きるために
瀬戸内寂聴 もっと自由に生きればいい
吉本隆明 沈黙の力を信じる
益川敏英 人生の「基礎力」を鍛える
日野原重明 善意を伝える


瀬戸内 寂聴[セトウチ ジャクチョウ]
著・文・その他

安藤 忠雄[アンドウ タダオ]
著・文・その他

C.W・ニコル[C.W ニコル]
著・文・その他

小菅 正夫[コスゲ マサオ]
著・文・その他

吉本 隆明[ヨシモト タカアキ]
著・文・その他

山極 寿一[ヤマギワ ジュイチ]
著・文・その他

金田一 秀穂[キンダイチ ヒデホ]
著・文・その他

益川 敏英[マスカワ トシヒデ]
著・文・その他

三國 清三[ミクニ キヨミ]
著・文・その他

日野原 重明[ヒノハラ シゲアキ]
著・文・その他

内容説明

「15歳の寺子屋」という若い人向けの叢書から十作を選び、その真髄をまとめた、生き方の手本としたい十賢人のメッセージ。

目次

よりよく生きるために(人生のつくり方(安藤忠雄)
ホスピタリティが仕事の原点(三國清三)
よりよく生きるための日本語教室(金田一秀穂))
共に生きるために(ゴリラが語る「ヒトとは何か」(山極寿一)
森づくりは未来づくり(C.W.ニコル)
「いのち」を思いやる(小菅正夫))
生きることは素晴らしいこと(もっと自由に生きればいい(瀬戸内寂聴)
沈黙の力を信じる(吉本隆明)
人生の「基礎力」を鍛える(益川敏英)
善意を伝える(日野原重明))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

39
15歳の寺子屋シリーズの中からのもの。一度、読んだものもあるが、何度読んでも新鮮な響きがある。それだけ、凝縮されたものが、詰まっているということだ。まさに、それぞれの生き方が語られているので、たくさんのヒントがある。それを、どうとらえるのか?で大きく変わる。明日は、昨日までとは違う1日にできる可能性がある。そんなことを考えた。2015/12/12

りえこ

35
素晴らしい本でした。それぞれの職業についたきっかけや、人生に深く関わる事が書かれていて、生きて仕事をしていく事って素晴らしいなと思いました。2016/09/08

壱萬参仟縁

35
’09年初出。もう手遅れ感が日に日に増してくる中年となった今、親が入院中で益々、自らの行く先が闇に見えてきた。が、それでも遅すぎるということはないのかもしれない。ル・コルビュジェ近代建築の巨匠の作品集を大阪道頓堀の古本屋天牛書店で見つけた安藤忠雄氏(019頁)。1冊の本が人生を切り拓くこともあろう。三國清三料理長は、世の中にはどんなに必死に踏ん張っても、思いが叶わないことがある(054頁)と述懐される。同感。オルタナティヴに気づかねば人生歩めない。2015/01/12

のぶのぶ

22
子供の頃の経験、心の元風景がある。私も子供の頃の経験で、今の仕事をしている。一度思ったことを突き詰めることの大切さを10人の賢人より学ぶ本。個人的に、最後の日野原重明さんの章が好き。戦争、よど号ハイジャックと生き延び「ペイ・フォワード」恩返しではなく親切にされたことを次の人へとてもいい考えを紹介されていた。自分だけでなく周りや次世代にという考え方が素敵で意識してみたい。ノーベル賞受賞の益川敏英さんの章も好きで基礎的なことを学ぶ必要性をエジソンの電力会社失敗例を挙げて説いている。瀬戸内寂聴さんの章もいい。2015/01/04

kmfm

18
4話目の"ゴリラが語る「ヒトとは何か」(山極寿一)を読んでいる最中に、フランスの凶悪なテロ事件のニュースを知った。ゴリラもグループのリーダー同士がケンカをすることがあるそうだ。でも、目下のゴリラが仲裁に入ればすぐに止めて、また仲良くできるそうだ。おなじ霊長類のヒトは、仲裁があっても未だに争いが止められない。う~むと考えてしまった。あと、益川博士。クォークが3つまで見つかってあと1つが分からない。悩んで閃いた考えは、全部で4つじゃなくて6つならうまく行く。あと3つだというもの。これでノーベル賞。恐れ入った。2015/01/11

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