K2―池袋署刑事課神崎・黒木

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062191890
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「よう、神崎。今日も池袋の治安を守ろうぜ」謎を解くカギは、同期の相棒が持っている? 黒木、お前はいったい何を考えているんだ!池袋が大変だ。猿が逃げ、警察官が人を投げ、他の女と浮気をしそうになると犯人が現れる。謎が謎を呼ぶ事件のそばには、いつも神崎と黒木がいる。頁をめくるたび現れる興奮と感動。六編を終えた最終話で、神崎は究極の二択に直面する。擁護か、決別か。黒木が相棒にすらひた隠し守ろうとしていたものとは――江戸川乱歩賞作家による黄金コンビの狂想曲!

■目次
第一話 遺言
第二話 失態
第三話 幽霊
第四話 勲章
第五話 力走
第六話 祝儀
第七話 因縁
第八話 決別

第一話 勲章
第二話 失態
第三話 幽霊
第四話 力走
第五話 祝儀
第六話 因縁
第七話 決別


横関 大[ヨコゼキ ダイ]
著・文・その他

内容説明

理論派刑事神崎と、直感派刑事黒木。二人が組むと一筋縄では行かない事件がさらに複雑に!?猿が逃げ、警察官が人を投げ、バーに偶然犯人が登場する。不可思議な事件を捜査するのは、二人の刑事。数々の事件を解決した後に神崎が直面する究極の二択。同期の擁護か、決別か―。黒木が相棒にすらひた隠し守ろうとしていたものとは。すべてがつながる感動と興奮のラストまで、一気読み必至!

著者等紹介

横関大[ヨコゼキダイ]
1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

293
横関 大は、新作中心に読んでいる作家です。新作の『帰ってきたK2』を読む前に未読の旧作の本書を読みました。神崎・黒木のバディは魅力的ですが、ミステリとしては内容も事件も今一でした。続いて『帰ってきたK2』へ。原作と大分違いそうなドラマは観ていません。 https://www.tbs.co.jp/kiwadoifutari_TBS/2020/09/25

おしゃべりメガネ

202
タイトルどおり池袋の刑事課に勤務する「神崎」&「黒木」両刑事の活躍を描いた連作ミステリーです。『チェインギャング~』に登場し、なかなかシブい演出をみせた刑事コンビを主役にし、2人でも特にキャラの濃い?「黒木」刑事が印象的です。チャラい感じで軽薄そうな「黒木」は真面目で冷静な「神崎」とは真逆ですが、なぜかウマの合う2人が身の回りで起きる事件に挑みます。ただ淡々と事件を解決する展開だけではなく、人情を交え、ホンワカと感涙させてくれたり、胸を熱くさせてくれたりと、横関ワールドを十分に堪能させてもらえました。2016/01/17

takaC

145
全8話のタイトルが「遺言「失態」「幽霊」「勲章」「力走」「祝儀」「因縁」「決別」で、警察モノだということでなんとなく隠蔽捜査シリーズみたいな話かと思ったら全然違ってた。いや、「全然」ではないかもしれないが。2016/09/04

ダイ@2019.11.2~一時休止

140
破天荒な黒木と優等生の神崎が主人公の刑事モノの連作短編集。二人のコンビがイイ感じなのでぜひシリーズ化して欲しい。2014/11/12

nobby

139
いやぁ理詰めな正統派の神崎と本能的な勘が抜群なアウトロー黒木、この刑事コンビ最強でしょ!30頁前後の短編7つで取り上げるのは、飼っていた猿の逃走や引越したマンションでの幽霊話に結婚式間近の浮気疑惑などとは、まともな刑事モノとは思えない(笑)それが、いつのまにか事件と絡んでいて一旦片付いたと思わせてから明かす捻りまで抜群に面白い!それぞれ別の顛末と読んだ後、後半2篇でまたハートフルに繋がりだすのもいい!至極の恋を味わってから気付くバラまかれたエピソードや伏線には溜息こぼれる…この2人には是非とも再会したい!2019/07/02

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