出版社内容情報
ユニセフ親善大使就任30周年を迎えた黒柳徹子。1998年から2014年までの活動を報告! 子どもたちと目線を合わせ語り合う。ユニセフ親善大使就任30周年を迎えた黒柳徹子。1998年から2014年までの活動を報告! 子どもたちと目線を合わせ語り合う。
黒柳 徹子[クロヤナギ テツコ]
著・文・その他
内容説明
34万部のベストセラーとなった前作から18年、18ヵ国を訪問。飢饉、そして内戦。子どもたちと、目を合わせて会話した、トットちゃんの報告。
目次
モーリタニア・1997年
ウガンダ・1998年
コソボ アルバニア マケドニア・1999年
リベリア・2000年
アフガニスタン・2001年
アフガニスタン ソマリア・2002年
シエラレオネ・2003年
コンゴ民主共和国・2004年
インドネシア・2005年
コートジボワール・2006年〔ほか〕
著者等紹介
黒柳徹子[クロヤナギテツコ]
東京都生まれ。東京音楽大学声楽科卒業後、NHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優第一号として活躍。「徹子の部屋」(テレビ朝日)などのテレビ番組に多数出演する一方で、舞台女優としても活躍中。社会福祉法人「トット基金」を設立し、プロのろう者劇団を支援している。1984年よりユニセフ親善大使となり、飢餓、戦争、病気で苦しんでいる子どもたちを訪ね、その実情を伝え活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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美登利
70
徹子さんを尊敬しています。本を読む度にその行動力と幾つになっても変わらない好奇心に驚かされています。テレビ(特に徹子の部屋)での彼女は、かなり面白いちょっと変わったおばさんというイメージを持つ人が多いと思うのですが、子供のような心の清らかさを持つ方です。ユニセフ親善大使として30年以上、子供たちの支援の為に訪れた国は数え切れません。その国でどんな事が有ったか事前に沢山勉強して、帰国してもきちんと覚えている方です。この実情を何故もっと日本でも詳しく報道しないのだろうかと思います。あとがきがまた秀逸でした。2015/07/08
ひさしぶり
10
「絶対貧困」とか読んでるから悲惨さには免疫あるが、困窮の中にあっても自殺する子がいないというのは驚愕。日本ユニセフのCMが寄付の強要を促すようで個人的には好かないけど継続的な黒柳さんの活動は共感。2019/06/16
とりぴよ
8
黒柳徹子さんが、ユニセフの親善大使として途上国や内戦の国々をたずね、子どもたち女性たちと触れあった記録。過酷な現実の中にあっても、子どもたちに笑顔があったり、学校に通いたい勉強したいという希望があることに心打たれる。まず「知ること、関心を持つこと」とおっしゃるが、少し募金をしたくらいでは何一つ解決しないのだと途方にくれる。調べたら、今年に入っても徹子さんはまだ海外を訪問してらっしゃるようです。すごい方です。2016/07/21
りんふぁ
5
希望はない!と叫ぶ大人。しかし子供らはどこに行っても希望に溢れてる。どんな状況でも未来を描く子供の力に胸が熱くなりました。徹子さんすごいなぁ。2017/01/20
マリー
5
"最後に"を読んでボロボロ涙が出た。子供の頃に前作を読んで、とてつもない衝撃を受けたのを覚えている。今、大人になってこの本を読んで、改めて、ちゃんと向き合いたい・行動したいという思いが強くなった。2016/03/30