出版社内容情報
障害児をもつとどんな生活になるの? つらいときはどう乗り越えた? ダウン症児のママ(漫画家)による喜怒哀楽子育てエッセイ。まわりの人には子どもの障害をどう伝えた? つらい時期はどう乗り越えた? 学校選びはどうする? 他の障害児ママとはどう付き合う? きょうだい児の反応は? 将来はどうなるの??
障害児ママの等身大の姿がよくわかる、漫画家・たちばなかおるの子育て奮闘記。
障害児教育の専門家や、福祉施設への取材、発達障害児のママたちとの座談会も収録。
笑えて泣けて役に立つ、子育てママ応援本。
たちばな かおる[タチバナ カオル]
著・文・その他
内容説明
子育てをしているすべてのお母さん必読!喜怒哀楽子育てエッセイ!専門家のアドバイス付き。
目次
第1章 生まれてから保育園まで
第2章 保育園の頃の毎日
第3章 就学してからのこと
第4章 障害児ママとして思うこと
第5章 ユンタときょうだいのこと
第6章 これからの不安と希望
著者等紹介
たちばなかおる[タチバナカオル]
1970年生まれ。漫画家。ファッション誌の編集を経て漫画家に。小学2年生のダウン症児の長男を含めた3人の男児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ann
65
子育て中の親の思いや悩みは果てしない。障害を持つお子さんの親達の座談会がとても考えさせられた。線の上を歩くのがいいのではなくて。2018/02/25
ぱんにゃー
61
【障害のある子はママを選んで生まれてくる】 ←『言ってほしくない言葉です』遠回しなお悔やみ。特別扱い。に感じると、ゆんたママは言っています。 そうだよね、人ににいう言葉じゃないね。/ズバズバっと7年目の若いママの気持ちが書かれています。”みんなちがってみんないい”(親が(笑))2015/04/22
さなごん
16
Kindle読み放題で。受け入れるのは大変だよなあ。2016/08/26
アルカリオン
13
トピック・内容的にはたちばな氏のコミック・エッセイ『ユンタのゆっくり成長記 ダウン症児を育てています。』と重なる部分が結構あるが、こちらは活字。読んでいて、「コミックのあの件ね」とわかる部分が結構あり、「活字にするとこうなるのか」と興味深く読んだ。2021/06/07
パズル
11
冒頭の「障害を悲観するのは障害に対して偏見を持っているから」との言葉に、涙が出ました。全くその通りの指摘ですが、やはり悲観せずにはいられないのです。ですが、本書を読んで前向きになれました。著者の経験談を、率直な意見とともに述べられているからです。そして、障害者の将来について具体的な福祉サービスが載っています。何より、添えられたイラストが可愛らしく、温かさを感じました。2014/10/17