出版社内容情報
本書の特徴は「あの佐藤優氏の国際分析と未来予測を、わずか1テーマ10分で体得できる本」。キーワード別の構成なのでわかりやすい本書のコンセプトはズバリ「あの佐藤優氏の国際分析と未来予測を、わずか1テーマ10分で体得できる本」です。
著者の佐藤優氏は、外務省で主任分析官を務めていた時代に、国際情勢のポイントを簡潔にまとめた「分析メモ」を週に2?3通作成しては首相官邸に届けていました。
その佐藤氏が自らのメールマガジン創刊を機に、この「分析メモ」を復活させ、現在も執筆を続けています。これが外交のプロやビジネスパーソンの間でたいへん好評のため、今回、分析メモの一部を抜粋して書籍化することになりました。
また、分析メモの内容を「もっとわかりやすく、手早く知りたい」という方のために、佐藤氏が現在出演しているラジオ番組「くにまるジャパン」(文化放送)で、パーソナリティの野村邦丸氏との軽妙な「国際分析トーク」も掲載しました。まずは「くにまるジャパン」のトークで、基礎的な理解を深め、分析メモを精読することで佐藤流の分析手法をじっくりと味わう、ハイブリッド型の書籍です。
本書のもう一つの特徴は、国際情勢を読み解く上での補助線=大きなヒントとなる「キーワード」の視点から各章がまとめられている点です。
第1巻となる本書では、「新帝国主義時代」「ソフト封じ込め」「沖縄分離独立」
「総合知」といったキーワードがでてきます。
1 国家のエゴが激突する「新帝国主義時代」
2 尖閣問題――米国に「チャイナ・シフト」の兆候
3 アフリカ・アラブは「軍事なき植民地」と化す
4 暴走する中国には「ソフト封じ込め」で対処せよ
5 北方領土交渉は「入り口論」から「出口論」へ
6 イスラーム過激派に対抗する「バチカン世界戦略」
7 無視できない「沖縄分離独立」の可能性
8 安倍・プーチンに必要な「信頼醸成サミット」
9 失言を続ける「総合知なき」知識人
10 孤高の正義感「スノーデン事件」は何だったか
佐藤 優[サトウ マサル]
著・文・その他
内容説明
1テーマ10分の教養、現在史の教科書。新帝国主義、チャイナ・シフト、沖縄独立、ブロック経済ほか。元国際分析第一課主任分析官が読み解く、現代人必須のインテリジェンス。
目次
1 国家のエゴが激突する「新帝国主義時代」
2 尖閣問題―米国に「チャイナ・シフト」の兆候
3 アフリカ・アラブは「軍事なき植民地」と化す
4 暴走する中国には「ソフト封じ込め」で対処せよ
5 北方領土交渉は「入り口論」から「出口論」へ
6 イスラーム過激派に対抗する「バチカン世界戦略」
7 無視できない「沖縄分離独立」の可能性
8 安倍・プーチンに必要な「信頼醸成サミット」
9 失言を続ける「総合知なき」知識人
10 孤高の正義漢「スノーデン事件」は何だったか
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。75年、埼玉県立浦和高校入学。79年同志社大学神学部入学、85年同大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務後、95年より外務省国際情報局分析第一課へ。主任分析官として活躍する。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、512日間東京拘置所に勾留される。05年2月、執行猶予付き有罪判決を受け、09年に最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省を失職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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