出版社内容情報
全国に四百チーム以上ある還暦野球。東京に実在するあるチームに集った男たちの人生という物語。「明日を生きる!」感涙の実話物語
還暦軟式野球選手権。登録されているだけで全国に四百以上ものチームがあり、六十歳を超えた約二万人が、いまだ野球に熱中し、全国大会も行われている。
この小説は、東京に実在する還暦野球チームに集った男たちの、人生という物語である。
定年後に生き方を見失った会社人間が、偶然の誘いから再び出会った野球に見つけたもの。
六二歳ににして初めて野球を始めた、「シンマイ」と呼ばれる男。
教育方針から生じた息子との軋轢が、野球を通して教えられたこと。
五年生存率四割。年齢と共にせまる病魔と闘いながら、野球をするために日々、戦い続ける男。
選手は引退したが、いまだ還暦野球を見守り続ける元グローブ職人がグラウンドに見つけたもの。
野球と通じて交錯する、それぞれの人生。「明日を生きる」心にエールを贈る、感涙の実話物語。
【著者紹介】
平山 讓(ひらやま ゆずる)1968年、東京都出身。スポーツを主題に、実在の人物、チームに光を当て、人の生を見つめる小説、ノンフィクションを発表している。日本を代表するリアル・ストーリーの書き手として知られる。『還暦ルーキー―60歳でプロゴルファー』(文庫版『ありがとう』)は映画化されベストセラーとなった。そのほかの著書に『ファイブ』(のちに漫画化)、障害者スポーツ「ぼっちゃ」を取り上げた『片翼チャンピオン』、三宅島の野球部を題材にした『灰とダイヤモンド 三宅高校野球部、復興へのプレイボール 』などがある。
内容説明
定年後に自分の居場所を見失った元会社人間が出会った人は。五年生存率四割。病魔と闘いながらグラウンドに立つ男。六二歳から野球を始めた「シンマイ選手」の孤独な奮闘!妻を失い悲嘆に暮れる元グローブ職人が見つけたものとは。この本の中に、明日への希望が見つかる!
著者等紹介
平山讓[ヒラヤマユズル]
1968年、東京都生まれ。実話を基にした物語(リアル・ストーリー)を数多く手掛ける。実在の人物に光を当て、スポーツを通じて再生する人の生を見つめる小説、ノンフィクションを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぶんこ
けんとまん1007
Cheers!
いつでも母さん
Tom Ham