出版社内容情報
動物たちがすむ江戸の町に、ゾウの象吉がやってきた。ユーモラスで、「人情」にあふれた、「はじめての時代小説」におすすめの物語。 絵本作家であり、イラストレーターでもある太田大輔氏による、小学高学年から読める、江戸を舞台にした人情劇です。
とはいえ、人間は一人も登場しません。江戸に住んでいるのはさまざまな動物たち、という大胆な設定です。
親しみやすいキャラクターたちと、ユーモラスで人情にあふれた物語は、「はじめての時代小説」にぴったりです。
著者による、墨絵の風合いの挿絵もいっぱい。
2014年5月19?24日には、青山・ピンポイントギャラリーで原画展が開催される予定です。
●あらすじ
ここは江戸。でも、人間ではなく、いろいろな動物たちが暮らしている。そこに突然、ゾウの象吉が現れ、その巨体にみんなはびっくり。
象吉は、日本橋の「魚犬」という魚屋で働くためにやってきたのだった。
すぐに腹が減って倒れてしまう、という問題はあるものの、力持ちでおおらかな性格の象吉はみんなの人気者に。「魚犬」もすっかり商売繁盛だ。
しかしそれをねだんだ商売敵、イタチ孫兵衛の策略にはまった「魚犬」は一転して廃業の危機に……。
そんな「魚犬」の窮地を救ったり、江戸の大火で火消しに活躍したりした象吉。その意外な生い立ちが明らかになる。
太田 大輔[オオタ ダイスケ]
著・文・その他
内容説明
ここは江戸。でも、暮らしているのは人間ではなく、いろいろな動物たちだ。そこへ突然、ゾウの象吉がやってきた。その巨体にみんなはびっくり。象吉は、日本橋の「魚犬」という魚屋で働くためにやってきたのだった。すぐに腹がへって倒れてしまう弱点はあるが、やさしくて力持ちの象吉は、みんなの人気者に。そして、「魚犬」のピンチを救い、町の大火事で火消しに活躍する。そんな象吉の、意外な身の上が明らかに―。小学生から読める、今までにないファンタジー江戸小説!
著者等紹介
太田大輔[オオタダイスケ]
1953年東京生まれ。イラストレーター、絵本作家。アメリカンポップな作風で、イラストレーターとして活躍した後、一転、江戸時代をテーマにした絵本や物語を創作するようになる。『江戸の象吉』が初の長編小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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