出版社内容情報
魂の兄弟、そして夢の女と健気なガキ。賞金稼ぎを夢見た男は、すべてを手に入れるため北を目指して疾走する。死んでも走り続けろ!
賞金稼ぎを夢見て無茶ばかりする二人の男。ヤクザの借金を踏み倒した風俗嬢を見つけたが、女は言う。「好きときに、好きな穴を使っていいのよ」。堅い絆で結ばれた二人は何もかも投げ捨てて女を、そしてその幼い息子を逃がすことを決意する。血塗れの子守歌をききながら、明日なき暴走が始まる。魂の兄弟、そして夢のような女と健気なガキ――死にたいくらい焦がれた幸せが目の前にある!
【著者紹介】
1965年2月18日、北海道生まれ。横浜市立大学卒。96年に書き下ろし長編『不夜城』で衝撃的なデビューを果たし、翌年同作で第18回吉川英治文学新人賞を受賞。98年『鎮魂歌――不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞長編賞、99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。『ソウルメイト』『美ら海、血の海』『エウスカディ』『淡雪記』『沈黙の森』ほか多数。
内容説明
「女は穴だ」なんて俺は本当に馬鹿だった。魂の兄弟、そして夢の女と健気なガキ。死にたいくらい焦がれた幸せが目の前にある。賞金稼ぎになろうと無茶をする日々。ヤクザの借金を踏み倒した風俗嬢を見つけたが、女は言う。「好きなときに、好きな穴を使っていいのよ」。血まみれの子守歌をききながら、明日なき暴走が始まった!死んでも走り続けろ!
著者等紹介
馳星周[ハセセイシュウ]
1965年北海道生まれ。96年、書き下ろし長編『不夜城』でデビュー。翌年、同作で第18回吉川英治文学新人賞を受賞。98年『鎮魂歌 不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞長編部門、99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
-
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
Tsuyoshi
そうたそ
うわじまお
MINA
-
- 電子書籍
- ニセモノの錬金術師【分冊版】 9 MFC