昭和に火をつけた男青島幸男とその時代

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昭和に火をつけた男青島幸男とその時代

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062187527
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「自分には友達がいない」と語った天才の「友」とは――? 伝説的マルチタレントの原風景を描き切る、最初で最上の公認評伝!「僕は青島幸男の孫弟子に当たる。
 だから、青島幸男はいつも僕のずっと前にいた。
 放送作家、作詞家として、追いかけるのだが、
 その差はどんどん広がり、
 決して追いつけない存在だと気づかされる。
 わかっていましたけどね……」
(秋元康)

昭和、平成を通じて、青島幸男は、時代の節目節目に、私たちにとって
不思議に親しみ易い存在として登場してきた。
高度成長期のテレビ時代に脚本作家として。
日本が経済大国だった時期には参議院議員として。
そして、平成には都知事として。
きっと、様々な世代の人々の心象風景の中のどこかに
「青島幸男」がいるはずである。

そんな青島は、よくこう漏らしていた。
「自分には友達はいない」。

青島は特定の友達を求めず、不特定多数の庶民を友としていたわけである。
私たち庶民が青島のことを何となく親しみやすく感じるのも、
青島のこの心性があってこそだろう。

本書では、あまりに幅広く活躍した青島の活躍を追いながら、
その素顔を深く掘り下げようと試みる。

一方で、青島が友とした庶民、具体的には「東京」の人々が
見ていた風景はどのようなものだったのか。

そこで、時代を映す鏡として青島幸男の軌跡を追うだけでなく、
昭和、平成の時代を生きた私たち自身の道行きを振り返っていく。

さらに、青島の遺児である作家・青島美幸も参加。
家族から見た青島はどのような存在だったのか、
どのような苦悩を抱え、どのように振る舞っていたのか。
「おしまいチャンチャン」。
娘が初めて明かすその晩年と死が、本書の掉尾を飾る。

1 終戦から昭和30年代、青島幸男の原風景
2 高度経済成長期、テレビとともに疾走
3 政治の季節、35歳で飛び込んだ国政の世界
4 直木賞、抗議の議員辞職、がん闘病
5 都知事当選! わが東京よ…
娘語り青島一代記「おしまいチャンチャン」


森 炎[モリ ホノオ]
著・文・その他

青島 美幸[アオシマ ミユキ]
著・文・その他

内容説明

時代を映す鏡として青島幸男の軌跡を追い、昭和、平成の時代を生きた私たち自身の道行きを振り返る。「東京」とともに生きた才能の全貌を描出する決定版評伝。

目次

1 1943‐1958 終戦から昭和三〇年代、青島幸男の原風景
2 1959‐1967 高度経済成長期、テレビとともに疾走
3 1968‐1978 政治の季節、三五歳で飛び込んだ国政の世界
4 1981‐1995 一つ山越しゃ直木賞、抗議の議員辞職、がん闘病、昭和から平成へ
5 1995‐1999 クライマックス、都知事当選!わが東京よ…
娘語り青島一代記&極私的アルバム―おしまいチャンチャン

著者等紹介

森炎[モリホノオ]
弁護士。1959年生まれ。東京大学法学部卒。東京地裁、大阪地裁などの裁判官を経て現職

青島美幸[アオシマミユキ]
作家。1959年生まれ。青島幸男の長女。31歳のとき出版社「パロディ社」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

2
青島さんは、美幸さんをとても可愛がっていたんですよね。そんな、お父さんへの思いが、写真のコメントや最終章で伝わってきます。本文は、昭和の世相に絡めすぎて、青島さんの姿があまり伝わってきませんでした。2014/03/18

ko1kun

1
最後の青島美幸さんの書いた30数ページだけでいい。後は不要。読んでも面白くない。2014/03/17

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