出版社内容情報
目黒雅叙園を舞台に、何が起こっているか? 「半沢直樹」より面白い! 当代一のジャーナリストが放つ驚愕ノンフィクション。「本書は、目黒・行人坂を巡る、際限のない欲望の物語だ」――著者
目黒・行人坂は、江戸時代に火付けの大罪をおかした「八百屋お七」の井戸があるだけでなく、1772年、明和の大火を引き起こした凶事の地として知られる。この地で発展した目黒雅叙園は、日本を代表する結婚式場として有名だが、戦後、イトマン事件をはじめとする数々の経済事件の舞台となってきた。
バブル経済の崩壊後、ハゲタカ・ファンド「ローンスター」がこの雅叙園を買収、乗っ取りをはかっている。ハゲタカに踊らされた大手邦銀は、今も「債権飛ばし」を続けている。なぜ、禍禍しいこの土地で、人々は翻弄され続けているのか。日本を代表する経済ジャーナリストが描く傑作ノンフィクション。
プロローグ
第一章 目黒行人坂の魔物
第二章 目黒雅叙園
第三章 ハゲタカ・ローンスター
第四章 ハゲタカの守護神
エピローグ
町田 徹[マチダ テツ]
著・文・その他
内容説明
買収、乗っ取り、債権飛ばし…明和の大火以来の凶事の地、目黒・行人坂でいま何が起こっているのか?数々の経済事件の舞台となった目黒雅叙園を巡って、バブル崩壊後も翻弄され続ける金融機関の宿痾。昂奮のサスペンス・ノンフィクション。
目次
第1章 目黒行人坂の魔物
第2章 目黒雅叙園
第3章 ハゲタカローンスター
第4章 ハゲタカの守護神
著者等紹介
町田徹[マチダテツ]
1960年大阪府生まれ。神戸商科大学(現・兵庫県立大学)商経学部経済学科卒業。米ペンシルバニア大学ウォートンスクールに日本経済新聞社より社費留学。甲南大学マネジメント創造学部非常勤講師。日本経済新聞記者を経て、経済ジャーナリスト、ノンフィクション作家。「日興コーディアル証券『封印されたスキャンダル』」(月刊現代二〇〇六年二月号)で2007年「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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