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出版社内容情報
「ギリシャ危機は対岸の火事ではない。私たちはこの国の出来事から何も学ばないままでいる。日本人が知らなすぎた、彼らの素顔と現実ある日突然、国の金庫が空っぽだと国民は知らされ、外国からは「ダメなギリシャ」というレッテルを貼られ、誇りさえも吹き飛んでしまった。綱渡りの財政運営は今なお続く。そもそもいつ崩れてもおかしくない危うい状態にあったギリシャ経済。でも「きっとなんとかなる」「誰かがどうにかしてくれる」といった根拠のない楽観主義で、とうとう行くところまで行きついてしまった。
多くの日本人が抱いてきた「ギリシャ」のイメージといえば、少し前まで、せいぜい「古代ギリシャ」と「紺碧のエーゲ海」「アテネ五輪」くらいだった。ことに現代のギリシャについては知る機会が少なすぎた。そして危機以降に流れる「西ヨーロッパ」からの視点に偏りすぎた情報・・・・・・。
これまで伝えられることのなかった「ふつうのギリシャ人」の思いや現実を、数十年にわたりこの国に関わり、見続けてきた著者が綴る。
・はじめに
・第1章/ギリシャに危機がやってきた
・第2章/ギリシャ人の生活はどう変わったか
・第3章/ギリシャ人の言い分と、彼らへの疑問
・第4章/ギリシャ人とはこんな人たち
・第5章/ギリシャの宗教と歴史
・第6章/意外に面白い「ギリシャ語」と「男と女」
・終 章/ギリシャに未来はあるのか
・おわりに
柳田 富美子[ヤナギダ フミコ]
著・文・その他
内容説明
ある日突然、国の金庫が空っぽだと国民は知らされ、外国からは「ダメなギリシャ」というレッテルを貼られ、「現代ヨーロッパ文化のルーツ」という誇りさえも吹き飛んでしまった…。日本人が知らなすぎた彼らの素顔と現実、そして思い。
目次
第1章 ギリシャに危機がやってきた
第2章 ギリシャ人の生活はどう変わったか
第3章 ギリシャ人の言い分と、彼らへの疑問
第4章 ギリシャ人とはこんな人たち
第5章 ギリシャの宗教と歴史
第6章 意外におもしろい「ギリシャ語」と「ギリシャ人」
終章 ギリシャに未来はあるのか
著者等紹介
柳田富美子[ヤナギダフミコ]
ギリシャプラザ代表。ギリシャ語通訳・翻訳・語学講師。同志社大学文学部国文学専攻卒。アテネ大学ギリシャ語コース修了。アテネ日本人学校勤務等を経て、帰国後は駐日ギリシャ大使館大使秘書、駐日ギリシャ大使館オフィシャルトランスレータ、外務省研修所ギリシャ語非常勤講師等を務める。EU認定ギリシャ語‐日本語通訳の資格を保有。2002年のシミティス元首相、2005年のカラマンリス元首相日本公式訪問時の通訳を担当。小泉首相(当時)との首脳会談の通訳も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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5 よういち
おおにし
yamareco51
たろーたん
gram1126