タニタはこうして世界一になった―「タニタの社員食堂」誕生秘話を交えて

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タニタはこうして世界一になった―「タニタの社員食堂」誕生秘話を交えて

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062186759
  • NDC分類 535.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

赤字のどん底から這い上がり世界一の企業へ。「日本一有名な社員食堂」の生みの親が大切にしてきた「経営の神髄」と「健康への思い」シリーズ累計500万部突破のベストセラー『体脂肪計タニタの社員食堂』と、それに続く「丸の内タニタ食堂」のヒットで世間の脚光を浴びるタニタ。
実は、この社員食堂でダイエットを意識したメニューを社員向けに出すようになったのは十数年も前、1999年のことだった。食堂の生みの親、同社前社長の著者が経営指揮を執るようになった1980年代前半は、まさに会社は存亡の危機を迎えていた。低迷する業績、赤字への転落。社員をリストラせざるを得ない状況にまで追い込まれていた。
そんな中、社員数百人規模、日本の一中小企業にすぎなかったタニタを経営する著者が掲げた目標は、なんと「ヘルスメーター売り上げ世界一」を達成すること。
これまでの「体重計」を売るビジネスから、「体重」をはかるビジネス、そして「健康」を提供するビジネスへ。経営コンセプトを柔軟に変えながらも、「健康への深い思い」を頑ななまでに守りづづける。そして達成した「世界一」の座と、「思い」の副産物であり結晶ともいえる「社員食堂」。
本書では、著者の半生や創業からの会社の歴史を振り返りながら、タニタがここに至るまでの軌跡を紹介し、タニタを世界一の企業に導いた「コンセプト経営」と「健康への思い」を綴ります。

●はじめに
●1章/「タニタの社員食堂」は、なぜヒットした?
●2章/タニタの歩み ?シガレットケースからヘルスメーターへ?
●3章/四男坊の副社長
●4章/赤字からのスタート
●5章/世界一への挑戦
●6章/海外進出
●7章/結実 ?ベストウエイトセンターと体脂肪計?
●8章/私の仕事術
●9章/これからの挑戦
●おわりに


谷田 大輔[タニダ ダイスケ]
著・文・その他

内容説明

日本で最も有名な社食は、独自の「コンセプト経営」と「健康への深い思い」の副産物だった…。赤字のどん底から這い上がり、売り上げNo.1企業へ!

目次

1章 タニタの社員食堂は、なぜヒットした?
2章 タニタの歩み―シガレットケースからヘルスメーカーへ
3章 四男坊の副社長
4章 赤字からのスタート
5章 世界一への挑戦
6章 海外進出
7章 結実―ベストウェイトセンターと体脂肪計
8章 私の仕事術
9章 これからの挑戦

著者等紹介

谷田大輔[タニダダイスケ]
株式会社タニタ前代表取締役社長。経営コンルタント。1942年、東京都生まれ。1965年、立教大学経済学部卒業、東邦ダイカスト株式会社入社。1966年、タニタ製作所(当時)に入社。大阪営業所長、取締役開発部長等を経て、1987年、株式会社タニタ代表取締役社長に就任。在任中、海外主要国にて会社設立、代表を兼務。赤字状態だった同社を、ヘルスメーター売り上げ世界ナンバーワン企業へと成長させた。話題になった「タニタの社員食堂」を作った経営者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

10
タニタの歴史が描かれる。「社員食堂」本は読んでないがあれで大ブレイクしたなぁ。 ただ「秤」を売るだけから 健康を大きく意識した事が成功に繋がった。ヘルスメーターは家庭用の秤の代名詞になったが、そもそもヘルスと名付けた功績は大きい。 TOTOの会社を連想する。知人が昔、その会社に受かったが、便器の会社のイメージが悪く 蹴ったと言う。今やTOTOは世界に通用する健康生活産業として羽ばたいている。2017/06/15

ゆうゆう

5
測るから、「健康」を測るメーカーになったタニタ。昨今の面白い側面ばかりの印象で、読んだが、健康へのコアがしっかりしてるからこその現在なんだと感じた。2017/07/22

2
タニタがシガレットケースメーカーで収まっていたら。もしも体重計メーカーで収まっていたら、今のタニタは生まれていなかっただろう。体重計はなぜ必要なのか、体重はなぜ量るのか、なぜ太るのか……と連想していくと、商品に付随して必要なモノが見えてくる。  年齢や肩書に関係なく、自分が得意なことに力を注ぐ、個性的な発想力の原点が見えた。2018/05/01

templecity

1
健康を売るということを掲げて世界一を目指して会社を育てていった。自社ブランドを持つことは強み。皆の意見を上手くまとめあげることは大切。ホワイトボードに皆の意見を書き入れていく。 2015/11/01

ちゃいタイム

1
仕事の関係もあり、一度読んでおくかということで手に取ったけど、経営論というより人生論として薀蓄に富んでいる。タニタ食堂がブランドとして確立し、そちらの方がいまは有名だけど原点がわかったような気がする。2017/07/31

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