出版社内容情報
妖精の病気の娘を救うため青い鳥を探す旅に出るティルティルとミティル。幸福の意味を問う寓話を現代の名文家・江國香織が甦らせる。
妖精の病気の娘を救うため青い鳥を探す旅に出るティルティルとミティル。幸福の意味を問う寓話を現代の名文家・江國香織が甦らせる。
【著者紹介】
1862年ベルギー生まれ。1908年初演の戯曲「青い鳥」などで、1911年ノーベル文学賞受賞。晩年には第4代国際ペンクラブ会長を務めた。1949年没。
内容説明
クリスマス・イヴの夜、幸せの青い鳥を探す旅に出たティルティルとミティル。同行者は犬や猫や光や水や砂糖たち。夜の城で、幸福の館で、未来の王国で、兄妹が目にするこの世界の本当の姿とは。ノーベル賞作家メーテルリンクの名作戯曲を、現代の名文家・江國香織が小説に。オールカラー愛蔵本!宇野亜喜良・装幀&カラー挿絵20点。
著者等紹介
メーテルリンク,モーリス[メーテルリンク,モーリス]
1862年ベルギー生まれ。1908年初演の戯曲「青い鳥」などで、1911年ノーベル文学賞受賞。晩年には第4代国際ペンクラブ会長を務めた。1949年没
江國香織[エクニカオリ]
東京都生まれ。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で第15回山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞、2010年『真昼なのに昏い部屋』で第5回中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で第38回川端康成文学賞など受賞作多数。絵本や翻訳書も多く、児童文学の翻訳もある
宇野亜喜良[ウノアキラ]
1934年名古屋生まれ。1950年代からイラストレーターとして活躍。日宣美特選・会員賞、講談社出版文化賞、日本絵本賞、山名文夫賞ほか受賞多数。1999年紫綬褒章受章。2010年旭日小綬章受章。装幀・装画のほかキュレーターや舞台美術、ポスターなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。