出版社内容情報
これからの病院について考えてみませんか?山本容子がスウェーデンで出会ったホスピタルアートとその実践を、写真と共に紹介・提案。目次
■中部ろうさい病院での気づき
はじめに 4
天井画の原点は天井のシミ!? 6
心がパーッと広がる絵 8
時がたつほど、味がでる 10
アートはスタッフのため、でもある 12
■スウェーデンでの学び
赤い廊下に赤い椅子 14
消化器内科にはネオンアート 16
キラキラの集中治療室 18
ストレッチャーから見るアート 20
“こわくない”病院の外観 22
受付は低いカウンターで 24
動物のオブジェ 26
ずーっと、続いていく絵 28
道具として機能する診察室のアート 30
着替えて行くレストラン 32
貸し出しギャラリー 34
入院中こそ本は必要 36
いろいろな顔を持つプレイルーム 38
赤ちゃんの霊安所 40
ここで、待ってるよ! 42
■和歌山県立医科大学付属病院での実践
一通のメールから 44
汚れたら、ふき取れる絵を 46
オーベルニュの子守唄 48
鳥の歌 50
座談会 52
おわりに 60
国立成育医療研究センター 62
はじめに
■中部ろうさい病院での気づき
山本容子のホスピタル・アートは天井から始った 天井画の原点は、天井のシミ!?
さて、何を描く? 心がパーッと広がる絵
画材は何を使うべきか 時がたつほど、味がでる
誰のためのアートなのか アートはスタッフのため、でもある
■スウェーデンでの学び
「ここはどこ?」に対応する工夫 赤い廊下に赤い椅子
各科に似合うアートがある 消化器内科にはネオンアート
緊張を強いられるエリアに キラキラの集中治療室
これから手術を受ける患者に ストレッチャーから見るアート
子どものための病院だから “こわくない”病院の外観
自分でチェックインすることが大事 受付は低いカウンターで
子どもだから気が付く場所に 動物のオブジェ
なにがあっても続いていく ずーっと、続いていく絵
点滴中に見る偽物の青空 道具として機能する診察室のアート
病院の中で味わう日常の味 着替えて行くレストラン
自分の病室には、好きなアートを 貸し出しギャラリー
病院の中の図書館 入院中こそ本は必要
ふだんの暮らしがここにある いろいろな顔を持つプレイルーム
逝ってしまった小さな命のために 赤ちゃんの霊安所
患者の家族である子ども達のために ここで、待ってるよ!
■和歌山県立医科大学附属病院での実践
現場の医師が切実に求めたアート 一通のメールから
ふつうの病院に、アート壁画を 汚れたら、ふき取れる絵を
医療現場のまっただ中で、描く オーベルニュの子守唄
新生児集中治療室(NICU)の前に 鳥の歌
座談会
おわりに
国立成育医療研究センター
山本 容子[ヤマモト ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
もし芸術に力があるとするならば。アーティスト・山本容子がスウェーデンで見たのは、まったく新しい病院のかたちだった。好き嫌いも良い悪しも超えて患者とスタッフに求められる、“病院の中のアート”とは―これからの病院について考えてみませんか?
目次
中部ろうさい病院での気づき(山本容子のホスピタル・アートは天井から始った―天井画の原点は、天井のシミ!?;さて、何を描く?―心がパーッと広がる絵;画材は何を使うべきか―時がたつほど、味がでる ほか)
スウェーデンでの学び(「ここはどこ?」に対応する工夫―赤い廊下に赤い椅子;各科に似合うアートがある―消化器内科にはネオンアート;緊張を強いられるエリアに―キラキラの集中治療室 ほか)
和歌山県立医科大学附属病院での実践(現場の医師が切実に求めたアート―一通のメールから;ふつうの病院に、アート壁画を―汚れたら、ふき取れる絵を;医療現場のまっただ中で描く―オーベルニュの子守唄 ほか)
座談会
著者等紹介
山本容子[ヤマモトヨウコ]
銅版画家。1952年埼玉県浦和市生まれ、大阪育ち。1978年京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。抜群の構成力と印象的な色使いで、洒脱で洗練された雰囲気をもつ独自の銅版画の世界を確立。数多くの書籍の装幀、挿画を手がける。作品集、画文集のほか、絵本やエッセイなどの著作も多い。パブリックアートやプロデュースのジャンルにも精力的に活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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