出版社内容情報
この世界に残された、最後の希望をつかみとれ。いまサリンジャーの魂が蘇る!三島賞作家・佐藤友哉が贈る幻の名篇、待望の単行本化!
三島賞作家・佐藤友哉がサリンジャーの魂をよみがえらせる、全9編の短篇小説。鏡一家の型破りな7人兄弟が活躍する本作は、2004年~2005年にかけて「群像」「ファウスト」誌に掲載された8篇に最新作1篇を加え、ついに完結。永遠の魅力をもつサリンジャー作品を、佐藤友哉式に変奏した幻の名篇、待望の単行本化!
(目次)
「チェリーフィッシュにうってつけの日」
「私のひょろひょろお兄ちゃん」
「対ロボット戦争の前夜」
「憂い男」
「小川のほとりで」
「ナオミに捧ぐ 愛も汚辱のうちに」
「愛らしき目もと口は緑」
「コードウェイナー・スミスの青の時代」
「レディ」
「チェリーフィッシュにうってつけの日」
「わたしのひょろひょろお兄ちゃん」
「対ロボット戦争の前夜」
「憂い男」
「小川のほとりで」
「ナオミに捧ぐ 愛も汚辱のうちに」
「愛らしき目元口は緑」
「コードウェイナー・スミスの青の時代」
「レディ」
【著者紹介】
佐藤友哉(さとう・ゆうや)
1980年生まれ。2001年、『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』で第21回メフィスト賞を受賞しデビュー。2007年、『1000の小説とバックベアード』で第20回三島由紀夫賞を受賞。他の著書に『クリスマス・テロル』『子どもたち怒る怒る怒る』『灰色のダイエットコカコーラ』『世界の終わりの終わり』『デンデラ』『333のテッペン』『1000年後に生き残るための青春小説講座』などがある。
内容説明
この世界に残された最後の希望をつかみとれ。サリンジャーの魂がよみがえる!構想10年、鏡家の七兄弟が汚辱の世界と戦う幻の名篇、ついに単行本化。
著者等紹介
佐藤友哉[サトウユウヤ]
1980年生まれ。2001年、『フリッカー式鏡公彦にうってつけの殺人』で第21回メフィスト賞を受賞しデビュー。2007年、『1000の小説とバックベアード』で第20回三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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