出版社内容情報
「中国の野望と弱点を冷静に分析した上で、日本は確固たる対中戦略を持つべきだ!」新進気鋭のウォッチャーが語る新しい日中関係論「尖閣問題はどうしてこじれたのか」「中国が目指すものは何か」「中国の弱点はどこか」この3点をそれぞれ冷静に分析した上で、日本が中国と渡り合うための「対中戦略」を構築すべきだ、というのが筆者の主張です。
出版社の駐在員として、中国で3年に及んだ筆者の徹底した現地取材は、何よりも自分の目によって確かめた「中国の現状」を平易な語り口で論じています。
1章
尖閣問題の真相
2章
中国の野望 経済・外交・・・・中華帝国の再編
3章
中国の弱点 大量の不安要素を抱える大国
4章
対中戦略 日本が目指すべき5つの方針
近藤 大介[コンドウ ダイスケ]
著・文・その他
内容説明
尖閣問題の真相を知り、中国の野望と弱点を具体的に分析すれば日本が採るべき「対中戦略」が見えてくる。中国の野望とは?弱点は?「日本一、中国を知る男」がすべてを明らかにする。
目次
第1章 尖閣問題の全真相―中国軍を歓喜させた日本の愚かな政治家たち(「誰にも譲らない」と語っていた島の所有者;石原都知事が尖閣購入をブチあげた理由 ほか)
第2章 中国の野望―政治・経済・外交 最大目標は「中華帝国の復活」(習近平が繰り返し語る“中国夢”;「自分がナンバーワン」でなければ気が済まない国民性 ほか)
第3章 中国の弱点―習近平政権の頭を悩ます15の死角(超軽量級の「トップ7」;製造業が陥る「5000ドルの壁」と「9重苦」 ほか)
第4章 対中戦略―「習近平の中国」と渡り合う6つの道(中国の死角を活用せよ;尖閣問題は玉虫色の決着を図れ ほか)
著者等紹介
近藤大介[コンドウダイスケ]
1965年生まれ。埼玉県出身。東京大学教育学部卒業後、1989年に講談社入社。『週刊現代』編集次長。明治大学兼任講師(東アジア論)。1989年の天安門事件を皮切りに、『FRIDAY』『週刊現代』『月刊現代』などで、中国を始めとする東アジア報道を24年続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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