出版社内容情報
「日本株全体」と「長期で成長が期待できる企業」はまったく別モノ! 「儲かったのはアベノミクス相場の時だけ」にならないために。 「アベノミクス」への期待から株価は上昇傾向にあるものの、バブル崩壊後はもちろん、リーマンショックを経て、日本株は「有望な投資先」から完全に除外されている感があった。日経平均も好調とはいえ、それでも今なおリーマンショック前の水準には遠く及ばない。本当に日本の企業には力がないのか?
しかし、「日本株全体」が低調な中でも、株価が上昇している企業は多く存在する。そんな銘柄を丹念に探し、じっくり腰を据えて投資している投資信託は、年率10%以上の高いリターンを上げている。
市況が現在の好調をずっと維持し続けるのはあり得ないが、長期的にも、「普通の人」にとって「年7%」のリターンは、狙うべき「現実的」な目標なのだ
低成長、財政不安、人口減少等の理由で、自助努力によりお金を増やそうとしている人たちの間では「低コストのインデックスファンドを積み立てる」という行動が目立つ。理由は「アクティブファンドは高コスト」「インデックスに勝てない」という消極的なもの。
著者は大手証券会社でマーケティングや商品企画を担当した後、独立系運用会社・コモンズ投信代表取締役に就任。同社の「コモンズ30」は日本株への投資でリターンを積み上げている。しかし、なぜ多くの投信が満足のいくリターンをあげられないのか、現場では何が起こっているのか。
投資信託の裏側を抉り出しながら、投資信託のあるべき姿、「普通の人」の正しいお金の増やし方、じぶん年金の作り方を伝えます。
はじめに
第1章 「『日本株』では儲からない」は本当か
第2章 長期に成長する「日本株」はこう選ぶ
第3章 あるべき「投資信託」の姿とは
第4章 リターンを得るための「投資信託」の選び方
第5章 「普通の人」がお金を育てるための11のルール
あとがき
伊井 哲朗[イイ テツロウ]
著・文・その他
内容説明
日本に長期運用を託すに値するファンドが少ないのはなぜか?「分散投資をすれば大きな損をすることはない」という誤解。「ファンドはインデックス型が合理的」は正しいのか?「儲かったのはアベノミクス相場の時だけ」にならないために、今やるべきこと。
目次
第1章 「『日本株』では儲からない」は本当か(TOPIXが低迷していても、成長銘柄はこんなにある;株価指数は成長銘柄の動きを反映していない ほか)
第2章 長期に成長する「日本株」はこう選ぶ(インデックスファンドでリターンは得られるか;有望なのは海外進出で成功する会社 ほか)
第3章 あるべき「投資信託」の姿とは(あなたには「銘柄選び」と「成長性の検証」ができますか?;インデックス型とアクティブ型はどちらが優位か ほか)
第4章 リターンを得るための「投資信託」の選び方(過度な分散は意味がない;企業の「これからの姿」で業種分散を図る ほか)
第5章 「普通の人」がお金を育てるための11のルール(グローバル経済に合った資産分散をする;長期で保有できるロングセラーを見極める ほか)
著者等紹介
伊井哲朗[イイテツロウ]
コモンズ投信株式会社代表取締役社長兼運用責任者。1960年、愛知県生まれ。1984年、関西学院大学法学部政治学科卒業後、山一證券入社(営業企画部)。メリルリンチ日本証券(現三菱UFJメリルリンチPB証券)の立ち上げに参画し、入社後はミドルマーケット及びウェルスマネジメント業務を経験。2008年よりコモンズ投信代表取締役社長。2012年より運用責任者を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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