ママ、ごはんまだ?

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ママ、ごはんまだ?

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062182898
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

台湾人の父親と結婚した母が長年家族のために作ってきた料理のレシピ。偶然見つかった母の手帖に込められた家族への愛情。母は不器用な人だった。母の人生に派手な物語はありませんでした。でも、母は料理によって彼女の深い愛情を娘たちに伝えようとしていたのでしょう。偶然見つかったレシピにとっておきの家族愛と想い出がつまっていた。若くしてこの世を去った母が料理に込めた優しさとは。

妙ちゃん、ごはんよ
母はニシンの子?
そうじと大根餅
「叱る」と「怒る」
思い出のレシピ 1
旅する弁当
外国人妻
思い出のレシピ 2
蒸したあれ
もう一人のママ
思い出のレシピ 3
当たりのチマキ
料理でコミュニケーション
思い出のレシピ 4
見ざる・言わざる・聞かざる
煮こごりプルプル
ネムネム星人
思い出のレシピ 5
豚のすね毛
ママへの手紙
あとがき


一青 妙[ヒトト タエ]
著・文・その他

内容説明

ある日、家を片付けていたら突然、小さな手帖が見つかった!そこには、亡くなった母が家族のために、びっしり、料理のレシピを書きとめていた。心温まる料理と家族の物語!

目次

妙ちゃん、ごはんよ
母はニシンの子?
そうじと大根餅
「叱る」と「怒る」
旅する弁当
外国人妻
蒸したあれ
もう一人のママ
当たりのチマキ
料理でコミュニケーション〔ほか〕

著者等紹介

一青妙[ヒトトタエ]
1970年生まれ。現在、歯科医と女優、そしてエッセイストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

35
14歳で父を、23歳で母を亡くした著者が、実家を新築する際、母の残した日記、ノート、レシピ、写真から、家族の軌跡をたどるエッセイ。台湾人の父との国際結婚や、戦中戦後の日台関係、深刻な病などが綴られるものの、決して感傷的にならず、それでいて家族の温かみを忘れず、かえって、こちらに感動をよびます。アーティストとしての天性の目線があるのかもしれません。レシピ付きの台湾料理が美味しそうでした。2017/11/30

ジュースの素

9
若くして亡くなった一青妙さんの母親だが、死後 料理のレシピが見つかった。11才まで台湾で育った妙さんなので当時の思い出の料理が次々に浮かぶ。母親は日本人だけど必死で言葉や料理を会得した。中華とは似て非なりの台湾料理。海に囲まれている事が違いの理由だが日本とは全く違う海産物の扱いに驚く。「沙茶醤」と言う調味料は定番のようだがとっても美味しそうだ。豚足の料理が何より好きと言うのも 台湾風だなぁ。中国や台湾の食の本はとても魅力的だ。2018/05/26

ぷれば

8
台湾と日本…ふたつの故郷をもつ著者が、亡き母のレシピノートをもとに綴ったエッセイ。思い出は、湯気のむこう、そして舌に残っているのかも。あたたかくも、ほろ苦い…若くして父、ついで母を亡くした著者の懐かしさと寂しさも混濁する。が、やはり食の温かさが勝る想い。くるねこ大和さんのイラストもかわいいです。2015/07/29

ねこ

4
『私の箱子』の続編のようなエッセイ。台湾に嫁ぎ、夫と死別したが、子供たちの前では明るくしていたという筆者のお母様。お母様が残した手紙やレシピから、娘の視点で気づくことを綴るエッセイ。お母様の元彼に会うエピソードには少しドキドキした。近いうちに映画化されるそう。また台湾で美味しいものを食べたくなった。2016/11/27

ひとひら

4
★★★若くして亡くなった母と同じくらいの歳になった娘が当時の手料理の数々とともに思い出すこと。五感を刺激して吸収した栄養は月日が経っても色褪せることはない。その色がとても鮮やか。亡くなってからだいぶ経つからこそ、わかることもあるのだね、2013/08/30

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